■上半期の倒産31件・3期連続で増加 下半期もトランプ関税影響か【徳島】(徳島県)
2025年上半期の県内企業の倒産件数は31件で、3期連続で増加したことが、民間の信用調査会社のまとめで分かりました。
帝国データバンク徳島支店によりますと、2025年1月から6月までの県内企業の倒産件数は31件で、前の年の同じ時期と比べて12件増えました。
増加は3期連続です。
また、負債総額は18億1400万円と、前の年の同じ時期より7億9700万円上回りました。
産業別では、建設業とサービス業が最も多く、それぞれ7件、次いで製造業が6件、小売業が5件、卸売業が3件などでした。
倒産の原因は販売不振が26件、経営計画の失敗が3件などでした。
帝国データバンク徳島支店は「トランプ関税への備えが必要となる中、体力の乏しい中小・零細企業は 打つ手が限られる。下半期は変化に耐えられない企業が事業継続を断念するケースが増えそう」と分析しています。
(07/14 12:00 四国放送)
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