NNNニュース

水増し請求で会社に損害与えた罪 広告代理店の元支社長・起訴内容認める【徳島】(徳島県)



広告代理店の支社長だった男が請求書を水増しし、会社に損害を与えたとして、特別背任の罪に問われた裁判の初公判が10月17日に開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、香川県に本社を置く広告代理店「セーラー広告」の元徳島支社長の55歳の男は、2020年から2024年にかけ、印刷会社に業務を発注する際、実質的に自身が経営する会社を介在させ、水増しした代金を請求して、会社に57万円あまりの損害を与えた特別背任の罪に問われています。

17日の初公判で、被告の男は「間違いありません」と、起訴内容を認めました。

冒頭陳述で検察側は「得た金のほとんどを個人的な株式投資に使った」と、使い道を指摘しました。

また、同様の手口で今回のものとは別に、約2550万円を手に入れていたとして、近く追起訴する方針を示しました。

次回公判は、12月3日に開かれる予定です。

(10/17 18:09 四国放送)

TOP

Copyright(C)NNN(Nippon News Network)