■最低賃金について意見交換 知事と徳島労働局長【徳島】(徳島県)
毎年8月の最低賃金審議会による答申に先立ち、7月15日に徳島労働局長らと後藤田知事が意見交換しました。
意見交換は15日、県庁で後藤田知事と徳島労働局の亀井崇局長らの間で行われました。
県内の最低賃金は2024年、後藤田知事が大幅な引き上げを要請した結果、84円アップの980円と、全国でも過去最大の引き上げとなりました。
15日の意見交換では、実質賃金が9か月連続プラスとなっていることや、有効求人倍率が安定していることなどが報告されました。
(後藤田 知事)
「地方の持続可能な発展、地方創生に資する議論を、われわれが考えていることを加えていただきたい」
後藤田知事は、徳島が賃金の高い関西圏に近いことや、生産性確保の重要性などを十分踏まえた上で、2025度の最低賃金について議論してほしいと話しました。
このほか、賃金引き上げ後の企業への支援策周知についてや、審議会での議論の中身を公開することなどについて、意見が交わされました。
最低賃金審議会では今後、8月上旬の答申に向けて本格的な審議が行われます。
(07/15 18:33 四国放送)
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