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「漁業権取り消し」を正式決定 吉野川漁業権問題【徳島】(徳島県)



吉野川の漁業権をめぐる問題で、県は12月10日、吉野川漁連と2つの漁協について、アユなどの漁業権を取り消すことを明らかにしました。

これは、10日に開かれた県議会経済委員会で県が明らかにしました。

吉野川を巡っては、吉野川漁連と漁連を脱退した吉野川西部、三好河川の2つの漁協がアユなどの漁業権を共同で持っていましたが、義務付けられた稚魚の放流を怠ったなどとして、11月、学識経験者らで作る委員会が漁業権「取消し妥当」とする答申をまとめていました。

これを受け県は10日、漁連と2漁協が持つアユなどの漁業権取り消しを正式に決めたと、発表しました。

近く文書で通達します。

また、漁業権取り消し後の漁場管理や河川環境保全のため、2026年1月に県と流域の自治体や警察、国交省などで構成する「連絡会」を立ち上げ、情報共有と意見交換を行うということです。

(12/10 18:11 四国放送)

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