■「溺れている人を見つけたら」 二次被害を防ぐ対処法は?【徳島】(徳島県)
今回、溺れている人を助けようとして、悲惨な二次被害が起きてしましました。
もし万が一、溺れている人を発見した場合、私たちはどのような行動をとればいいのでしょうか。
専門家に話を聞きました。
(日本赤十字社 徳島支部 赤十字水上安全法指導員・河野 光明さん)
「ちょうどペットボトルの窪んだところに、ロープで縛ります」
「軽かったら目標に行きませんので、水を入れて」
「しっかり、ここの端(ロープの端)は踏んでおく」
「大丈夫ですよ〜、ペットボトル投げますね」
日本赤十字社で水難救助の指導を行う、河野光明さんです。
河野さんは、「溺れている人を泳いで救助するのは、非常に危険」だと話します。
(日本赤十字社 徳島支部 赤十字水上安全法指導員・河野 光明さん)
「(溺れれている人は)何でもいいから掴んで、自分が空気を吸おうとするので」
「やはり(助けに)行ったら、しがみつかれて動けなくなって、本人も呼吸できなくて事故になる可能性がある」
溺れた人を見つけた場合、まずは119番。
そして、2次被害を出さないため、陸上からモノを使って救助を試みて欲しいと話します。
専用の装備があればベストですが、身近なものでも代用できます。
(日本赤十字社 徳島支部 赤十字水上安全法指導員・河野 光明さん)
「服を脱ぎます、遠いので服を下さい、水につけます、袖を縛ります、はい助けますよ」
「捕まってください、で手首をつかみます。2mくらいは十分服で助けられる」
他にも…。
(日本赤十字社 徳島支部 赤十字水上安全法指導員・河野 光明さん)
「このレジ袋に少しを水を入れます、おもりの代わりです」
「そこに(未開封の)袋菓子を入れて、1回縛ります」
「そして溺れている方に、はい大丈夫ですよ、レジ袋投げますね、捕まってください」
「そして捕まってもらう、これを浮きの代わりにすると」
水のレジャーが本格化するこれから季節。
そもそも溺れないため、日本赤十字社は「遊泳時のライフジャケットの着用」を呼び掛けています。
(07/07 18:30 四国放送)
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