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「今後の支援を問う」 徳島都市開発めぐり議論【徳島】(徳島県)



徳島市議会で12月5日、徳島市の第三セクターでアミコビルを管理運営する「徳島都市開発」について議論が交わされ、市は改めて支援をしていく考えを示しました。

徳島市議会12月定例会は、5日から代表質問が始まりました。

共産党市議団の加戸真実子議員は、経営状況が厳しいアミコビルを管理運営する徳島都市開発について、今後の支援や旧経営陣に対する責任について質しました。

これに対し市は。

(徳島市企画政策部・金丸武史 部長)
「昨年12月、百貨店事業やテナント運営等に精通した南波岳大氏が代表取締役社長に就任をされ」
「ガバナンスの充実強化と、経営の立て直しを進められていることを踏まえ、本市としても徳島都市開発の取組に対し、出来る限りの支援策を検討していきたいとしています」

このように述べ、市は経営状況を把握し「黒字化する支援策」を考えたいとしました。

一方で、20億円の融資を受けた旧経営陣の責任ついては触れませんでした。

これを受け、加戸議員は支援について次のように要望しました

(共産党市議団・加戸真実子 議員)
「絵に描いた餅のような実現性のない計画で、20億円の融資を決定した時と同じ轍を踏まないように」
「現実に沿った根拠あるプランを示してほしいと思います」

市は今後、都市開発側に経営ビジョンと、中期収支計画の提出を求める方針で、それをもとに支援を検討するとしています。

(12/05 18:45 四国放送)

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