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美馬市木屋平でツキノワグマが罠に 県が登山者に注意よびかけ【徳島】(徳島県)



10月12日に美馬市木屋平で、ツキノワグマが罠にかかっているのが見つかりました。

ツキノワグマが罠にかかるのは、県内では初めてとみられます。

ツキノワグマが見つかったのは、美馬市木屋平川上の山中です。

12日の午前9時半ごろ、地元猟友会の男性がイノシシなどを駆除するために設置した罠を確認したところ、ツキノワグマがかかっているのを発見しました。

体長約60センチ体重約30キロのメスで、成獣を迎えるころの個体とみられます。

このあと、県が専門業者に依頼し、眠らせた状態で山へ放ちました。

四国自然史科学研究センターなどが行った調査によりますと、2024年、剣山系では少なくとも26頭のツキノワグマが確認されたということです。

県は「登山の際は音を出すものを持ち歩き、生ごみや残飯など、クマのエサになるものは必ず持ち帰るよう」呼び掛けています。

(10/14 18:28 四国放送)

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