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徳島大空襲から80年 悲惨な空襲体験を後世に語り継ぐ集いが開かれた【徳島】(徳島県)



1945年7月4日、約1000人が犠牲となった徳島大空襲からちょうど80年の4日、悲惨な空襲体験を後世に語り継ぐ集いが徳島市で開かれました。

これは、風化が懸念される空襲体験を語り継ごうと、「反核・憲法フォーラム徳島」が毎年開いているもので約50人が参加しました。

語り部を務めたのは浅居孝教さん88歳です。

8歳の時住んでいた徳島駅近くで空襲に遭い、家族と共に必死に逃げて新町川へ飛び込んだと話しました。

(浅居 孝教さん)
「牟岐線のレールの近くに座ろうとした矢先にカチン!と焼夷弾なんです我々のすぐ数メートル後ろのレールに直接あたったんです。神様助けてください神様助けてくださいと叫んでいたそういうことを私はいまでも覚えています」

戦後80年、貴重な語り部の話を参加者たちは噛みしめて聞いていました。

(07/05 13:06 四国放送)

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