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「文化センター跡地も候補に」 県議会で新ホールの“計画見直し意見”相次ぐ【徳島】(徳島県)



県議会は12月4日に一般質問が行われ、議員からは2度にわたり事業者の公募が中止となった、新ホール整備の計画見直しを求める意見が相次ぎました。

藍場浜公園での新ホール整備をめぐっては、後藤田知事が3日、事業費や工期を見直した上で、3度目の公募を行う考えを明らかにしました。

4日に開かれた県議会の一般質問では、事業者の再公募の中止を受け、議員から計画の見直しを求める意見が相次ぎました。

(新しい県政を創る会・庄野昌彦 議員)
「建設場所の変更という政治判断が大きな間違いであり、現在に至っていると思う」
「ここで一旦立ち止まり、前の案・旧文化センター跡地への建設も一つの案として、今後協議すべきと考える」

(自民党県民会議・北島一人 議員)
「藍場浜西エリアでの事業費・工期等の変更による整備促進を闇雲に進めるのではなく、一度立ち止まり、県民の声を再度聞く」
「その結果として、ホール整備の最適解を導き出すことが必要ではないか」

これに対し後藤田知事は。

(後藤田 知事)
「(藍場浜公園での整備は)水都のランドマークとして、新たな賑わいの創出も期待できることから」
「本県にとって未来に引き継ぐ良いレガシーになるものと考えている」
「立ち止まることなく、スピード感をもって検討を進め、みなさまにご納得いただける案を示したい」

後藤田知事はこのように述べ、改めて藍場浜公園での新ホール整備に強い意欲を見せました。

(12/04 18:18 四国放送)

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