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県が独自の「林野火災警戒アラート」新設  2段階で注意よびかけ【徳島】(徳島県)



2025年8月に板野町で発生した山火事などを踏まえ、県は11月から、独自の「林野火災警戒アラート」の運用を始めます。

(後藤田 知事)
「林野火災はですね、ひとたび延焼すれば広がりによって、県民の生命・財産に多大な影響を与えます」

これは10月17日の定例会見で、後藤田知事が明らかにしました。

2025年8月に板野町で発生した山火事は、鎮火まで11日間を要し、3.1ヘクタールが焼けました。

出火の原因は落雷とみられていますが、県は早めの注意喚起により防火意識を高めようと、独自の「林野火災警戒アラート」を新設し、11月9日から運用を始めます。

警報は2段階です。

まず、一部の地域で乾燥と強風の注意報が同時に発表されると、第1段階として県内全域に「警戒アラート」を出し、火の取り扱い注意を呼びかけます。

そして、「警戒アラート」の状態が3日間続いた場合、第2段階の「特別警戒アラート」に格上げし、屋外での火の使用を控えるよう呼びかけます。

情報は県のSNSや、市町村の防災行政無線などで周知します。

(10/17 18:07 四国放送)

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