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「もっと長く滞在して!」 山頂の活性化めざす「眉山日和」【徳島】(徳島県)



徳島市中心部では眉山の活性化を目指したイベント、「眉山日和」が眉山公園で開かれました。

イベントの狙いは山頂の「滞在時間を増やすこと」です。

「乾杯」

(記者)
「山の上のイベントはどう?」

(大阪から)
「良い良い」

この「眉山日和」は、徳島市の眉山公園の再整備に向けた実証実験の一環で初めて開かれました。

山頂ではキッチンカーが出店し、県産食材などを使ったグルメが並びました。

「いちに、いちに」

また、子どもが自由に遊べるブロック型の遊具の設置や、山頂付近を巡るスタンプラリーなど、さまざまな催しが開かれました。

(記者)
「眉山は普段来る?」

(徳島市から)
「これで2回目」

(記者)
「こちらが県内初上陸『グリーンスローモビリティ』です」

この「グリーンスローモビリティ」は、7人乗りの電動車です。

会場内で試験運行され、体験乗車ができ、多くの家族連れが利用していました。

(記者)
「ゴルフカートに似ているが、すごく静かで振動も少なく、周りの景色もよく見えて楽しい」

また、公園西側ではキャンプ場も設けられました。

(記者)
「他の山とは違う?」

(阿波市から)
「(キャンプ場で)山頂というのはない」
「星空がきれいなので、夜散策で歩いたり(したい)」

(徳島市 公園緑地課・西岡孝倫 課長)
「マチ★アソビをしている中で多くの人に来てもらい、楽しんでもらっているので大変うれしく思う」
「現状(山頂の)滞在時間が15分〜30分ぐらい、展望広場だけの利用が大半」
「眉山公園は東西に1kmぐらいあるので、1時間〜2時間楽しんでもらえる整備に取り組んでいきたい」

徳島市は今回の実証実験で行った来場者アンケートを参考に、今後、眉山公園の整備方針を決めていきたいということです。

(10/20 18:01 四国放送)

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