■徳島大空襲から80年 犠牲者の冥福祈る【徳島】(徳島県)
太平洋戦争末期、1945年7月4日の徳島大空襲で犠牲になった人の冥福を祈る式典が、7月4日、徳島市でおこなわれました。
「黙とうを捧げます」
徳島市でおこなわれた追悼式には、徳島大空襲で犠牲となった人の遺族ら25人が参列しました。
(徳島戦災遺族会・美馬秀夫会長)
「あの徳島大空襲から80年、わたしたちは犠牲となられた祖霊の面影を胸に秘め、ひたすら徳島の発展を信じ、戦後の混沌とした世相を力の限り生き抜いてきた」
参列者は犠牲者の御霊が祀られた祭壇に白菊を手向け、改めて平和への祈りを捧げました。
(家族3人を徳島大空襲で亡くした美馬礼子さん(88))
「この平和はあの犠牲の上に立ってもらったもの」
「家族3人の分、寿命もらって、88まで元気に過ごしてこれましたって(祈った)」
徳島戦災遺族会の会員数は112人。
戦後80年が経ち、減少が続いています。
(07/04 18:16 四国放送)
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