■美波町・赤松神社で吹筒花火 火の粉をあびて豊作と家内安全祈願【徳島】(徳島県)
美波町の赤松地区では、200年以上続く「吹筒花火」が奉納され、氏子らが火花を全身に受けながら家内安全を祈りました。
美波町・赤松神社の「吹筒花火」は、次の年の豊作と家内安全を祈願するもので、県の無形民俗文化財に指定されています。
花火は地域ごとのグループが手作りしていて、2025年は10組が参加しました。
吹筒から吹き出す火花は高さ10メートルにも達し、氏子らは花火の周りを「できたん、どしたん」の掛け声とともに、火の粉を浴びながら走り回ります。
こうすることで、ご利益を授かると言われています。
「おじいさんから若い人まで、元気いっぱいで走っているのが楽しいです」
「長いこと続いてるのが凄いし、毎年感動します」
天高く舞い上がる火花は幸せの光となって、訪れた人たちを優しく照らしました。
(10/13 18:09 四国放送)
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