■【炎上】2人死亡5人が重傷 徳島道でバスとトラックが正面衝突【徳島】(徳島県)
7月14日午後0時半ごろ、阿波市市場町の徳島自動車道でトラックとバスが正面衝突し、炎上する事故がありました。
この事故でバスに乗っていた1人とトラックの運転手が死亡、5人が重傷です。
高速道路上で、もうもうと煙を上げて炎上しているのは、バスとトラックです。
14日午後0時半過ぎ、「大きな音がして、高速道を路見たらトラックとバスが衝突していた」と通報がありました。
事故があったのは、阿波市役所の近く阿波市市場町切幡の徳島自動車道です。
(記者)
「事故があった高速道路です。バスとトラックが正面衝突し、車体は黒く焦げ原型がとどまっていません」
事故の直後を見かけた人は…。
(目撃した人)
「最初白い煙だったんですけど、後から黒い煙になってきて、炎が上がってバスがあったけど、バスが燃え上がるような感じで」
撮影から3分後、激しく車体が燃え始めたと言います。
(近くにいた人)
「田んぼの水をやりにきとったらね、ウンウンというでサイレンが、何事かいなと思って見たら、黒煙が立っとるでびっくりどころでないですわ」
(目撃者)
「ドーンというもの凄い音、その後バンバンバンバン爆発音が起きて、爆発音が起きるたびに煙がどんどん立ち上がっていく」
警察と消防によりますと、14日午後0時半ごろ、対向車線を走行していたバスとトラックが正面衝突して、炎上。
火はおよそ1時間半後にほぼ消し止められましたが、バスに乗っていた運転手を含む13人のうち、男女5人が重傷を負いました。
事故現場では救急隊によって搬送される様子も…。
(記者)
「今、救助隊がバスの運転席部分を切断しています」
懸命な救助作業が行われましたが、逃げ遅れたとみられる乗客とトラック運転手の男性、2人が死亡が確認されました。
現場は片道一車線の見通しの良い道路です。
しかし…。
(阿波市の職員)
「トンネルとトンネルとの間なので、ちょうど視覚的にもちょっと普通に走っている分とは違うような感じになるのかなと思う
■「トラックがセンターラインをはみ出し…」
高速バスを運営する愛媛県の伊予鉄によりますと、運転手は「トラックがセンターラインをはみ出してぶつかった」「トラックのフロントタイヤがパンクしたように見えた」と話しているということです。
この事故の影響で、午後0時40分過ぎから徳島自動車道の脇町インターチェンジから土成インターチェンジの間が全面通行止めとなっています。
痛ましい事故はなぜ起きたのか、警察がドライブレコーダーの映像などを元に事故の原因を調べています。
(07/14 18:20 四国放送)
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