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県鳴門病院「診療報酬」6400万円を過大に受け取る 患者らに返還へ【徳島】(徳島県)



県鳴門病院は10月14日、6400万円余りに上る診療報酬を過大に受け取っていたと発表しました。

今後、患者らに対して返還を進めていくとしています。

県鳴門病院によりますと、レントゲンなどで専門性の高い画像診断に際して本来、県鳴門病院の放射線診断専門の医師が診断したのち、専門の機関へ委託するところ、前段階の診断を怠っていたケースがありました。

また、持病のある妊婦の分娩にあたっても、専門の産科医が常勤で3人以上配置されるべきところ、1人が産休に入ったあとも、補充がないまま運営していました。

県鳴門病院では、一定の期間にわたり、こうしたことが条件の保険点数を条件を満たさないまま加点し、診療報酬を請求、過大に受け取っていたことが外部からの指摘などで明らかになりました。

金額は合わせて約6458万円、返還の対象は約1万3900人です。

県鳴門病院は「深くおわび申し上げるとともに、再発防止に努める」としています。

(10/14 18:34 四国放送)

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