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■針を豆腐に刺して感謝　徳島市の天神社で｢針供養｣【徳島】(徳島県)

古くなったり折れて使えなくなったりした針に感謝する｢針供養｣が､12月8日に徳島市の天神社で行われました｡

徳島市の天神社で行われた神事には､和裁や洋裁､畳縫いなど､針に関わる様々な仕事を生業とする職人ら約20人が参加しました｡

宮司が祝詞を奏上したあと､職人たちは､仕事で使ってきた針を一本一本､やわらかい豆腐に刺していきました｡

｢針供養｣は､針仕事に従事する人たちが針を供養する習わしで､毎年2月8日と12月8日の両方､もしくはどちらかに行われます｡

（畳工）
｢お世話になったお礼の意味で､針があってこそ生活ができておりますんで｣

参加者は､1年間お世話になった針に感謝するとともに､針でｹｶﾞをしないようにとの願いを込めて､労をねぎらっていました｡

持ち寄られた針は､神社の境内にある｢針塚｣におさめられ供養されます｡

(12/08 18:19 四国放送)

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