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受刑者に「あほ」「ぼけ」 徳島刑務所が看守部長を戒告【徳島】(徳島県)



徳島刑務所は、50歳の男性看守部長が受刑者に対し、不適切な言動をしたとして、7月15日付けで戒告の懲戒処分にしました。

処分を受けたのは、徳島刑務所の50歳の男性看守部長です。

徳島刑務所によりますと、この看守部長は2023年9月から12月にかけて、受刑者5人に対し「あほ」「ぼけ」「殺すぞ」などの暴言を吐いたほか、扉を蹴るなどあわせて75回にわたり、不適切な言動をしたということです。

受刑者からの申し立てと、監視カメラの記録から発覚しました。

刑務所側の聞き取りに対し看守部長は「受刑者が指導に従わないので、感情的になった」と話し、事実を認めているということです。

このため徳島刑務所は15日付で、看守部長を戒告の懲戒処分にしました。

徳島刑務所の長屋栄治所長は「遺憾極まりない。引き続き職員の指導を徹底し、失った信頼の回復に努める」とコメントしています。

(07/15 18:31 四国放送)

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