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心肺蘇生やドローン操縦体験 阿南市で防災訓練【徳島】(徳島県)



阿南市で12月30日、南海トラフ地震の発生を想定した訓練が行われ、住民らが心肺蘇生のレクチャーやドローンの操縦体験などに取り組みました。

この訓練は、住民の防災意識を高めるとともに、関係機関の連携強化を図ろうと、阿南市が毎年実施しています。

30日は、自衛隊や消防など各機関の職員と、地元の住民ら合わせて約280人が参加しました。

訓練は、「室戸沖を震源とする大地震が発生し、阿南市で震度7を観測した」との想定でおこなわれました。

ドローンによる物資の運搬や、倒壊した家屋からの負傷者救出、それに消防防災ヘリによる孤立者支援など、さまざまな訓練が実施され、参加者はみな真剣な表情で取り組みました。

このほか、毛布を利用した簡易担架作りや心肺蘇生法のレクチャー、小型ドローンの操縦体験などがおこなわれ、住民らは、万が一の災害に備え、防災への意識を高めていました。

(12/01 12:00 四国放送)

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