■過去6番目に少ない6回 阿南・蒲生田海岸のアカウミガメ上陸回数【徳島】 (徳島県)
阿南市の蒲生田海岸で、2025年に確認されたアカウミガメの上陸は6回で、過去6番目に少なかったことが分かりました。
阿南市によりますと、2025年5月から9月に、蒲生田海岸で確認されたウミガメの上陸は6回でした。
このうち、産卵は1回で、その他の海岸では確認されませんでした。
これは、阿南市が記録をとり始めた1954年以降、過去6番目に少ない記録でした。
蒲生田海岸では、1971年までは毎年100回以上ウミガメの上陸が観測され、1959年には最多の781回の上陸を観測しました。
しかし、ここ10年間は一桁台が続き、上陸が観測できない年が4回ありました。
この原因について、ウミガメの生態に詳しい日和佐うみがめ博物館カレッタの館長は。
(日和佐ウミガメカレッタ博物館 ・平手康市 館長)
「砂浜の背景に広がる景色の明るさが、明るくなっているような気がしている」
「人の生活も便利に保ちながら、ウミガメとの共存を目指すことを考える、そういったことをみなさんと共有できれば」
(10/23 18:10 四国放送)
・TOP
Copyright(C)NNN(Nippon News Network)