■徳島市の公文書「黒塗り部分」開示 提訴した市議ら会見【徳島】(徳島県)
徳島市の公文書開示をめぐる控訴審判決で、高松高裁が市に対し「黒塗り部分の公開」を命じ判決が確定したことを受け10月20日、提訴した市議らが会見を開き、説明責任を果した行政の推進に期待を寄せました。
(徳島市議会・山本武生 議員)
「この情報公開請求が(きっかけ)徳島市でしっかりとした運用ができると期待している」
この問題は、徳島市議が市の職員に対し不当な働きかけをしたとする「公文書」を、徳島市議会の山本武生議員が開示請求したところ、1枚だけ大部分が黒塗りだったため、市に「黒塗り部分の公開」を求めて裁判を起こしていました。
裁判では9月に高松高裁が一審判決を破棄、黒塗りは「違法」だとして、市に全面公開を命じていました。
市は上告を行わず判決が確定。
黒塗り部分が公開となったことを受けて20日、山本市議らが会見を開き次のように述べました。
(津川博昭 弁護士)
「徳島市政の公正で開かれた、市民に対する説明責任を果たした行政を、さらに推進するきっかけに、この訴訟がなったとしたら」
「この訴訟の意義は非常に大きいものがあった」
(徳島市議会・山本武生 議員)
「一層襟を正した行動、市議会議員としての自覚を再確認しながら」
「今後、活動をしっかりやっていかなければならない」
(10/20 18:03 四国放送)
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