■人呼んで“書の魔術師”…書家・殿村藍田の作品展【徳島】(徳島県)
「書の魔術師」と呼ばれ、日本芸術院賞などを受賞した書家、殿村藍田さんの作品展が徳島市で開かれています。
東京都出身の書家、故・殿村藍田さんは、独特の美意識のもと、高度な技術を駆使した叙情性あふれる作品を発表し続けました。
会場には、漢字と仮名、書と画、それぞれの境界を飛び越え魔術師のごとく多様なスタイルで生み出された作品97点が展示されています。
弾力のある力強い線で書かれた「和歌二首」は、日展で内閣総理大臣賞を受賞しました。
日本芸術院賞を受賞した「薛逢詩」は、線の太さ、字の大きさの変化が作品にスケール感と立体感を生み出しています。
この作品展は8月3日まで徳島市の県立文学書道館で開かれています。
(07/06 10:07 四国放送)
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