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参議院選挙 候補者4人の「中盤戦」【徳島】(徳島県)



参議院選挙は7月20日の日曜日、投票が行われ即日開票されます。

5度目の合区選挙となった、徳島・高知選挙区に立候補した候補者4人の17日間にわたる選挙戦の「中盤の戦い」を取材しました。

参議院選挙徳島・高知選挙区に立候補しているのは届け出順に、自民党の新人・大石宗候補44歳、無所属で現職の広田一候補56歳、参政党の新人・金城幹泰候補43歳、NHK党の新人・中島康治候補46歳の4人です。

■自民党・新人 大石 宗 候補

自民党の新人・大石宗候補は、選挙戦最後の日曜日となった13日、徳島での遊説を終え、高知に入りました。

この日は、地元高知選出の中谷元防衛相が応援に駆け付け、大石候補と共に支持を訴えました。

(中谷元 防衛相)
「責任のある政治を、しっかりと していかなければなりません」
「どうかこれからの将来のためにも、大石宗さんを参議院に送っていただいて、皆さま方のために働かせていただきたい」

今後は選挙戦最終日まで高知県内に滞在し、街頭演説や個人演説会で、人口減少対策や地方分散型国家への転換などを訴えます。

(自民党・新人 大石宗 候補)
「やっぱり地方に光を当てていかなければ」
「これまで人も育て、食料も作り、エネルギーも供給してきた、日本の発展を支えてきた地方がダメになってしまうと」
「やっぱり日本全部がダメになる。そういう中で地方をもう一回復活さすことが、日本再生の鍵だとこういうことを、最後まで力強く訴えていきたいと思っています。」

■無所属・現職 広田 一 候補

無所属で現職の広田一候補は、13日に徳島市の日曜市で出店者や買い物客に支持を訴えました。

無所属で戦う広田候補は、個人演説会などは開かず、現場の声を聞く「草の根」の選挙活動で支持の拡大を図っています。

(日曜市に来た人)
「経済をもう少し良くしてほしいな」
「やっぱり、意地見せてほしい」

「物価高で…」

(日曜市に来た人)
「上がる一方でぇな」
「まあ頑張ってください」

SNSを使った、訴えの拡散にも力を注ぐ広田候補。

18日まで徳島県内を回り、減税や物価高対策を中心に、暮らしに直結した政策の浸透を図ります。

(無所属・現職 広田一 候補)
「ガソリン税の減税、責任ある消費税の減税、また不安を解消する年金の底上げ」
「こういったことを、最後の最後まで声をからしながら訴えていきたいと思います」
「ぜひ投票に行ってください」

■参政党・新人 金城 幹泰 候補

参政党の新人・金城幹泰候補は、7月8日からは地元高知県で集中的に選挙戦を展開し、街頭演説を中心に支持の拡大を図ります。

この日は、北野裕子衆議院議員も応援に駆けつけました。

(北野 裕子 衆議院議員)
「一次産業をしっかり守り、そして消費税の廃止、段階的に廃止をして、中小企業の方をしっかり守り」
「ものづくり日本、そういったのをもう一度復活させたいんですよ、私たちは」

今回の選挙戦で支持の広がりを感じているという陣営、党員が街頭演説のライブ配信を行ったりと、SNSを使っての浸透も欠かしません。

(参政党・新人 金城幹泰 候補)
「我々は積極財政、消費税の段階的廃止を訴えていますので」
「まずは積極財政によって日本経済を立て直す、そういったことを実現していくためにも、国民の政治参画、今回の参院選の投票率を今の50%前後から70%、80%、90%と上げていきましょう」

■NHK党・新人 中島 康治 候補

NHK党の新人・中島康治候補は、7月9日からは徳島で支持を広げようと選挙戦に挑んでいます。

10年間住んだ徳島での戦いの中では、長い選挙戦を戦い抜くため、眉山から徳島の景色を見ながら一息つく場面も。

「いまや投票率は20%ちょい、おら悲しいぜよ」
「もやかかってますね、今の自公政権のようですね。はっきりしない」

少数精鋭の陣営で選挙戦に挑む中島候補は、県内で知名度アップを図ろうと、街頭演説を行ったり、ポスターを貼り付けたりするなどして県内を駆け回っています。

(NHK党・新人 中島康治 候補)
「国民が貧乏になって生活もしんどい、この与党が仕事をしてなかったのが、今の現状に至っています」
「選挙に行かないということは組織票に負けるということです。自民公明党に投票したと同じになります」
「自分の頭で考えて、投票に行ってください」

参議院選挙は7月20日に投票が行われ、即日開票されます。

(07/14 18:45 四国放送)

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