■クラスに1人「ヤングケアラー」 支援のあり方を協議【徳島】(徳島県)
家族の世話や介護を担う子ども「ヤングケアラー」の支援体制などについて話し合う会議が10月20日に開かれ、出前授業による認知度向上を図ることなどが報告されました。
「ヤングケアラー」は、大人に代わり、日常的に家族の介護や家事などを行う子どものことで、国の調査では中高生のクラスに1人が該当すると言われています。
県は、市町村や有識者らでつくる連絡会議で「ヤングケアラー」への支援を協議しています。
会議では、各市町村の2025年度の取り組みが共有され、三好市で支援員による家庭訪問を実施することや、阿南市などで認知度向上に向けた出前授業を行うことが報告されました。
また、実際のヤングケアラーが体験談を語るトークセッションも行われ、誰にも相談できず悩んでいたりケアラーだと、自覚していないケースも多いことから、周囲の声かけや子どもを見守る地域の環境づくりが大切だと訴えました。
(10/20 18:04 四国放送)
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