■「漫画の力こそ文化に貢献」 竹宮惠子さん文化功労者に【徳島】(徳島県)
2025年度の文化功労者に、徳島市出身の漫画家・竹宮惠子さんが選ばれました。
文化功労者に選ばれた竹宮惠子さんは、1950年徳島市生まれの75歳。
中学時代から本格的に漫画を描き始め、城東高校3年生の時に漫画雑誌の新人賞に入選し、漫画家としてデビューを果たしました。
1976年には代表作「風と木の詩」を発表、これまで誰も描こうとしなかった少年同士の愛をテーマとした作品で、人気を不動のものとしました。
また、2000年からは京都精華大学マンガ学科の新設に合わせて教授に就任。
漫画家として日本初となる大学の専任教授を経て、2014年からは学長を務め、漫画家の地位を高めるとともに、人材の育成にも尽力しています。
選出を受け、竹宮さんは「驚きと嬉しさでいっぱいです、努力が実り、作品が多くの人に支えられるものとなりました、今も新しい表現が生まれ深まっていく漫画の力こそ、今後も文化に貢献していくのではないでしょうか」とコメントしています。
(10/20 18:02 四国放送)
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