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四国遍路を世界遺産へ 産官学の協議会が取り組み報告【徳島】(徳島県)



四国遍路の世界遺産登録を目指して、産官学でつくる協議会が7月16日に徳島市で開かれ、取組状況などが共有されました。

これは、四国遍路を世界遺産に登録しようと、四国の産官学97団体でつくる「四国遍路世界遺産登録推進協議会」が開きました。

登録に向けては、2006年に四国4県が共同で文化庁に提案するなどし、文化庁からは札所や遍路道の保護、その学術的な価値の証明、保全活動の地域参加など、課題が示されています。

協議会は、この課題解決に向けて取り組みを続けていて、2024年度は地元の人が遍路道を歩き、清掃や危険個所のチェックを行う、遍路ウォークに1万人以上の人が参加し、道案内の表示や休憩所の保全が行われたと報告されました。

このほか2026年1月末から2月上旬にかけて、四国遍路について、徳島市で有識者を招いたシンポジウムが行われます。

(07/16 18:32 四国放送)

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