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秋晴れのスポーツの日 各地で爽やかな汗流す【徳島】(徳島県)



スポーツの日の10月13日、県内は青空が広がり、各地で運動に汗を流す人たちがいました。

3連休最終日の各地の表情を映像でお伝えします。

スポーツの日の13日、県内は気持ち良く晴れ爽やかな風が吹き渡りました。


徳島市を一望に見下ろす眉山中腹。

懸命に山道を走るランナーがいました。

フルマラソンを完走したこともあるという、こちらの63歳の男性。

ここを走るのは10年ぶり、そのわけは。

(63歳男性)
「大きな大病して心臓の病気」

Q.病気してからはここに来れなかった

(63歳男性)
「もし何かあって迷惑かけたらいかんので、走るのを少しやめました」
「心拍数や血糖もいろいろ管理しながらゆっくりでも走れば良い」
「何気なく行ってみようかと、きょうはスポーツの日」

自然に囲まれ、汗を流せる喜び。

続いて坂道を自転車でのぼる男性と出会いました。

Q.しんどいところ申し訳ないがインタビューも大丈夫ですか

(50歳男性)
「大丈夫ですよ」
「ここまで来たらどこまででもやるよ」

Q.きょうはどうしてのぼろうと思った

(50歳男性)
「せっかくの3連休、2日間は家族と遊び、最後の1日は自分の趣味の自転車をやろうかと」

Q.スポーツの日もかけて

(50歳男性)
「せっかくのスポーツの日なので、何かした方が記念に残ると思い」

(記者)
「それにしても速い、キツイ、速い」

走っているのは人だけではないんです。

イノシシの赤ちゃん、うりぼうと遭遇。

かわいいですが、近づいてはいけません。

13日も徳島市は、最高気温は30度と真夏日になりました。

でも、季節は確実に進んでいます。

ここにも歩く人が。

小松島市の18番札所・恩山寺から19番・立江寺へと向かう遍路道。

歩くことが大好きだというこちらのドイツ人女性。

日本へ留学中、お遍路さんに興味を持ちました。

(ドイツ人お遍路さん)
「お遍路の時に考える時間がたくさんある、自分の人生や他人との関係など」

Q.心の整理をしている

(ドイツ人お遍路さん)
「はい」
「わたしは法律家です」
「来年からは検事になる」

大学を卒業後、検事として任官するまでの休暇を利用して、はるばるドイツから四国巡礼の旅に出ました。

手をあわせ、何を願ったのでしょう。

(ドイツ人お遍路さん)
「一番大事なことは、わたしの両親の健康です。願っています」

ドイツの有名なことわざにこんな言葉があります。

「道こそが目的である」。

結果よりそこまでの過程こそ大事なんです。

スポーツも、人生も。

(10/13 18:04 四国放送)

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