■中小企業の景況感さらに悪化 原材料価格・人件費などの上昇に直面【徳島】(徳島県)
2025年7月から9月の四半期、県内にある中小企業の景況感は、低水準だった前の四半期よりさらに悪化しました。
中小企業基盤整備機構が、県内305の中小企業に行ったアンケートによりますと、2025年7月から9月までの景気が、前の年の同じ時期と比べて「好転した」と答えた割合から、「悪化した」と答えた割合を引いた「業況判断DI値」はマイナス20.1と、低水準だった前の期よりさらに3.3ポイント悪化しました。
業種別では、製造業と建設業が好転しましたが、卸売業、小売業、サービス業は悪化しました。
また、現在、直面している経営上の問題点は、ほとんどの業種で、原材料価格や仕入れ単価の上昇が最も多い回答でした。
それ以外では、需要の停滞や人件費の増加が挙げられています。
次の四半期の業況判断は依然として低い水準ながら、上昇に転じる見通しです。
(10/23 11:45 四国放送)
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