ちひろとみすゞTime

毎週日曜日 午後2:30~3:00

日曜午後のリフレッシュTime

あなたにとって日曜日は、
一週間の終わり?それとも始まり?
いろんな思いが交差する日曜日の午後のひとときに、
金子みすゞの詩を歌い語る
シンガーソングライターちひろが
やさしい陽だまりのようなみすゞさんの心を、
ゆったりとお届けします。
あなたの心に寄り添ってくれる
みすゞさんの詩に出会えますように。

ちひろとみすゞの朗読Time

6月15日にご紹介した金子みすゞの詩

『蛙』
この詩の中の蛙は、雨が降らなきゃ「なまけてる」と思われ、雨が降れば「お前のせいだ」と言われる憎まれっ子になっています。心がやさぐれてしまった蛙には、綺麗な虹さえも、自分をバカにしているように思えてくる、なんともかわいそうな詩です。でも私たちも、こういうこと、経験していると思います。気持ち次第で、綺麗なものも綺麗に見えず、例えば親切さえもバカにされているように思えてくる。気持ちって、大事ですね。自分の心がいつも自然体で、ひねくれないでいられること。それには、自分を信じる気持ち、強い平常心が大切ですね。心のバランスが乱れやすい梅雨の季節。穏やかに過ごせますように。
 
『不思議』
歌にもしている好きな詩のひとつです。子どもがいろんなことに疑問を持つ心を、大人に「あたりまえだ」と笑われてしまう残念さ。それをもこの詩では、「不思議」だと表現しています。いろんな想像が膨らむ子ども心、その「なぜ」という気持ちから、未来の専門家が生まれるかもしれない。その可能性も、周りにいる大人の影響は大きいかもしれませんね。

ブログ

舞台「あゝ大津島 碧き海」周南公演

2025年05月29日

東京で大好評だった演劇舞台「あゝ大津島 碧き海」。その周南公演が8月3日(日)に決まりました。今回は周南市の主催です。
番組でもお伝えしていますが、改めてその詳細をまとめてお知らせしますね。
周南市の大津島の歴史として忘れてはならない、特別攻撃隊・回天。その当時と現代が行き交う展開のこの舞台は、私たちが今生きているこの現代の幸せを、いかに先人たちが願っていたかが分かる内容です。
私たちが笑いあって、楽しんで、充実している毎日を送ること、その幸せな人生を送ることがいかに大切なのか。ぜひこの舞台で感じていただきたい、そして必ず感じ取っていただける舞台だと思います。
私は東京公演と同じ、当時の音楽の教師役で出演しますが、演劇の初舞台だった前回よりも、セリフが増えました。なので、しっかりまた俳優陣の皆さん熱い思いとともに、精一杯演じたいと思います。
ぜひ、みなさんの大切な方とご来場ください。お待ちしています。
■舞台「あゝ大津島 碧き海」
■2025.8.3(日) 開場 / 12:00 開演 / 13:00(終演15:00予定)
■ところ / 周南市文化会館
■主催 / 周南市
■入場料 / チケット一般4,000円 大学生以下1,000円 
■チケットプレイガイド / ローソンチケット, チケットぴあ, 周南市文化会館, スターピアくだまつ, 防府アスピラート, 山口井筒屋, 
■チケット販売 2025.5.30~
■お問合せは周南市文化会館 0834-22-8787 
■詳細は周南市ホームページを御覧ください
https://www.city.shunan.lg.jp/site/sengo80/129935.html
 
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出演者

ちひろ

シンガーソングライター

出演番組

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