美術展
第34回林忠彦賞 受賞記念写真展 「XEPCOH へルソンーミサイルの降る夜に」 佐々木 康
4月25日(土)~5月10日(日)
「へルソン」とは、2022年2月に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻により占領されていたウクライナ南部に位置する州と州都の名前です。佐々木さんにとっては、多くの人がいつか戻るべき故郷の名、戦地から無事を祈って待つ家族の元へ帰る旅を象徴する場所でもあります。
佐々木さんは2022年の4か月と2023年の3か月をウクライナで暮らしました。毎晩のようにミサイルが降る中、友人と互いの無事を確かめるようにチャットを交わし、やがてその友人を介して兵士たちとの時間をともにするようになりました。その時期に撮影した写真や友人、兵士たちとのチャットの内容をまとめたのがこの写真集です。
地平線まで広がる小麦、ひまわり畑。美しいウクライナの風景。そのなかで、人々が食べ、眠り、笑い、泣き、祈り、戦い、逃げ、死に、そして生まれ、命は繰り返されてきました。私たちが生きる日常のすぐ先に戦争があり、日常と非日常が交錯する中で、人々が逞しく生きていること。戦争が非日常でないことを改めて考えさせられる作品です。
開場開演
4月25日(土)~5月10日(日)
入場料
無料(会期中は林忠彦記念室を含む常設展も無料でご覧いただけます。)
公式サイト
http://www.hayashi-award.com/