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番組審議会

2025年11月度

 11月度放送番組審議会は、テレビ番組ドキュメント十五彩景「兄の絵を守り続けて~戦没画学生の弟 87歳の思い~」(10月12日放送)を視聴・合評しました。

 戦時中、東京美術学校を繰り上げ卒業し、24歳で戦死した兄の絵を母から受け継ぎ守り続ける87歳の弟・原田茂さんと、戦没画学生慰霊美術館「無言館」(長野県上田市)の館主・窪島誠一郎さん(83)の2人の戦後80年の夏を取材したドキュメンタリー番組です。

 委員からは「戦後80年、私たちは何を守ってきたのか、平和とは何かを突き詰めてくる番組だった」「アートで平和を伝えた素晴らしい番組で感動した」「画学生が召集までの短い時間で必死に表現したかったものは何だったのだろうと気持ちが掻き立てられるドキュメンタリーだった」「原田さんが守ってきた絵画と同様、平和を守っていく報道を続けてほしい」などの意見・感想をいただきました。

 この他「放送番組に関しての苦情・その他の意見(10月分)」、「自社制作番組の情報等」について報告しました。

 出席者は西﨑博史委員長、山縣明人副委員長、木村香織、白鳥匡史、末冨喜昭、西友理、渡辺美沙の各委員と、会社側は林社長、村重常務、久保取締役、惠良取締役でした。



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