ちひろとみすゞTime

ちひろとみすゞの朗読Time

9月13日にご紹介した金子みすゞの詩

今週の2編は、いただいたメッセージに合わせてセレクトしました。メッセージには、色紙にこの詩を絵とともに描かれている素敵な作品が添付されていました。
『栗』
今の時期、緑色の栗の姿が見られますね。詩の主人公は、栗が大好きなものだから、早くもぎたいけど、落ちるまで待たないと栗の親木に怒られるだろうと言っています。そこで、最後の気持ちがかわいいのです。「栗、栗、落ちとくれ。おとなしいよ、待ってるよ。」という言葉。何べん読んでも、この可愛さにはキュンとします。
『帆』
私が歌にしている詩もありますが、金子みすゞさんがキラキラと輝く海の向こうに、夢を描いている気持ちが伺えます。その向こうに舟たちが輝きながら行ってしまう、憧れと夢と希望が眩しく重なる詩です。今の時代よりも、海の向こうは、もっともっとはるか彼方に感じられたことでしょう。

月間アーカイブ