大人の音楽堂

大人の音楽堂 ブログ

GRAND FUNK Live 1975

2026年04月13日

今回のグランド・ファンクは私の大きな思い出ですね。まだボウズ頭が少し伸びたくらいの頭で学校を休み、快速電車を乗り継ぎ大阪までいきましたね。15歳でした。外タレ・バンドのコンサートは3回目でしたが、当時、絶好調のグランド・ファンクですよ。とにかくコンサートを観たい。それだけでしたね。駅の待合室で次の電車を待っていたことは覚えていますが、どうやって帰って来たか覚えてません。会場に着くまで分からなかったのですが前座が何とあの「カルメン・マキ&OZ」。ワクワクですよ。とにかくグランド・ファンクもマキオズも最高でしたね。

 

そしてその後、今回オンエアしたその頃のグランド・ファンクの2枚組のライブアルバムがリリースされます。当時のアメリカツアーの実況盤。蘇る日本でのライブ。予約して購入。演奏曲は、ほとんど同じで私も観たコンサートの再現。思い出の作品です。聴きどころはすべてです。オンエア出来ませんでしたが、後半の「孤独の叫び」~「ギミーシェルター」は圧巻。やはりグランド・ファンクはライブ盤ですね。とにかく4人の存在感が素晴らしい。後に映像がLDでリリース。今も所有してますよ。

 

ネイティブ・アメリカンの血を引くと言われているギター&ヴォーカル「マーク・ファーナー」パワフルでリードヴォーカルもこなすドラマー「ドン・ブリューワー」、黙々と素晴らしいベースラインを奏でる「メル・サッチャー」そして新加入のキーボード「クレイグ・フロスト」この方とても2枚目、そしてトリオ時代のグランド・ファンクに新しいサウンドを加えた功労者。グランド・ファンク以外の主だった活動があまりないのですが、もっと評価されるべきキーボード奏者です。もちろんトリオ時代のグランド・ファンクも凄いのですが、とてもカッコイイ、ライブバンドです。

 

次回はライブ盤4回目。避けては通れない。1973年ニューヨーク、マジソン・スクエアガーデン LED ZEPPELIN お楽しみに。

 

今回オンエア

We're an American Band 

Closer to Home 

Heartbreaker  

Shinin' On       

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Deep Purple 1972 Live in Japan

2026年04月06日

今さら説明不用、問答無用のライブ盤であります。時は1972年8月15・16・17日、大阪フェスティバルホールと日本武道館でのDeep Purpleの初来日公演。はじめは日本国内だけでのリリースということでもとりあえずコンサートの全演奏をライブレコーディングしバンドサイドが本国へ持ち帰り慎重に吟味してとのことでした。バンドが気に入らなければリリースはなし…しかし想像以上の出来にバンド側もある意味驚き、晴れて「Deep Purple Live in Japan」としてリリース。その後反響が凄いことになり海外でもリリース。世界中のロックファンから絶賛されることになります。アンコール以外の曲が2枚組のレコードにおさめられました。完全にロックの世界遺産的な記録となりました。

 

どれだけ聴いたことか分かりませんが聴くたびに新しいがあります。スタジオレコーディングとはそのスピード感と音圧が大きく違い、各メンバーのインタープレイは圧巻。このライブ盤は会場にいるような錯覚をします。とにかく凄い。日本のロックファンがまだまだついていけてない時代ですが、このアルバムはその後の日本のロックファンの大きな道しるべになったに違いありません。当たり前過ぎて最近聴いていない方々はまた聴いて下さい。これがロックバンドです。

 

このアルバムがきっかけになりその後のいくつものバンドのライブ・イン・ジャパンが後に続きます。気になる方はすべての公演の3枚組をお薦めします。100%ではありませんがレコードに収録されてない曲もあります。とにかく歴史的名盤であります。

 

次回はライブ盤シリーズ3回目、1975年グランド・ファンクのアメリカツアーからセレクト。お楽しみに。

 

今回オンエア

Highway Star  

Smoke on the Water

Black Night 

Speed King

The Allman Brothers Band

2026年03月30日

歴史的ライブ盤と未だに言われている今回のオールマン・ブラザーズ・バンドの1971年ニューヨーク、「フィルモア・イースト・ライブ」。既に2枚のスタジオアルバムをリリースしていて大きな話題になっていました。

 

やはりこのバンドの特長は、デュアン・オールマンによる素晴らしいスライドギターのソロでのリフ、それと2人のドラマーの迫力のリズム、グレッグ・オールマンのオルガン、ピアノとしゃがれ声のヴォーカル、ソング・ライティングとギターでの存在感が光るディッキー・ベッツ。それまでの黒人が産み出したいわゆるブルースにロックっぽいリフや裏メロ、ツインリードギター、カッコいいオルガンソロとか聴々どころ満載なのです。メンバー全員が楽器演奏者なので、凄まじいインタープレイもライブならではの醍醐味。このオールマン・ブラザーズ・バンドはその後の南部のバンドの元祖的なバンドですね。

 

1971年という時代ですが、録音状態も素晴らしく、さすが「トム・ダウト」さんです。個人的に感じるのは、今のライブ録音よりはるかにこの時代の方がリアルで状態がいい。空気の振動がその頃の音をしっかり伝えています。このライブは2日間、1日2回行われてすべて録音されていますがマスターテープが行方不明になり、関係者が大捜索した結果、アトランタの床屋で発見。無事にトム・ダウトにわたりリマスターされて6枚組のスペシャル・エディションが発売されました。

 

バンドの顔的なデュアン・オールマンはこのフィルモアイーストのライブの数ヵ月後にオートバイ事故で他界、24歳でした。そしてその1年後にはベースプレイヤーのベリー・オークリーもオートバイ事故で他界。バンドは窮地に追い込まれますが、新たに結束を固めいくつもの名盤を世に出しています。デュアンの事故死もありこのライブ盤はロックファンからは宝物のように扱われている存在です。一家に1枚のアルバムです。

 

さて次回は歴史的名盤ライブ、問答無用1972年ディープ・パープルのライブ・イン・ジャパン。お楽しみに!

 

今回オンエア

Statesboro blues   

In Memory of Elizabeth Reed 

Whipping Post

HEAVEN AND HELL

2026年03月23日

まさに王者、ロニー・ジェイムス・ディオ。世界広しと言えども、これだけのヴォーカリストにはめったに出会えません。レインボー時代に観られた事は一生モノです。ブラックサバス加入は意外でしたが、完全にはまってましたね。それまでのオジー・オズボーンのイメージは不動なモノでしたが、ロニーはさすがです。新たな世界観を構築しました。

 

さて「ヘヴン・アンド・ヘル」はギターにトニー・アイオミ、ベースにギーザー・バトラー、ドラムにヴィニー・アピス、そしてロニー・ジェイムス・ディオのメンバー。まさに完璧な布陣。ロニーが亡くなって16年ですね。亡くなる1年前にはラッキーにもヘヴン・アンド・ヘルで来日してます。おそらくかなり苦しかったとは思いますがプロフェッショナルなパフォーマンスは凄いの一言。地を這うようなヘヴィーなリズムとリフに終始感動していました。後に続くこの手のバンドはいくつかありますが、真似ようにも真似られない、到底追い付けないのであります。ものすごくかっこいい。

 

さて次回は今から55年前、1971年のオールマン・ブラザーズ・バンドの歴史的なライブ盤アット・フィルモア・イースト。お楽しみに。まさに大人の音楽堂。

 

今回オンエア

Atom And Evil

Bible Black

Rock And Roll Angel 

Neverwhere 

Neon Knights

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MR.BIG

2026年03月14日

タラスやデイヴィッド・リー・ロス・バンドでシーンの表に出ていたベースプレイヤー「ビリー・シーン」が、超テクニカル・ギタリストで元レーサーXの「ポール・ギルバート」、そしてパワフルで堅実なドラマー「パット・トーピー」、安定感がありR&Bをベースにしたヴォーカリスト「エリック・マーティン」の4人で1989年、同時ブームだった?ハードロックシーンに登場。アトランティックからデビュー。スタジアム級のヘッドライナーとは行きませんが、それなりに受けましたね。特に日本では…。

 

キャッチーな要素もあり、ヘヴィーでテクニックに裏付けされた演奏はカッコいいのであります。やはり注目されたのはビリー・シーンの超絶ベースとポール・ギルバートの高速早弾き…デビュー同時はそんな曲も目立ちましたが、今回取り上げた4枚目のアルバム「HEY MAN」は非常に落ち着いた感じを受けます。ある意味とても大切なアルバムなのです。カバーデザインもインパクトがありとてもいい。この度リリース30周年のスペシャル盤がリリースされ再び注目されています。

 

改めて周りを見てもこのミスター・ビッグのようなバンドはいませんね。ベースがやたら目立つのはアイアン・メイデン以外必要ないのですが、ミスター・ビッグにおけるビリー・シーンは別物でしょう。確かに派手なプレイもたくさんありますが、さほど気にはならずむしろツボをついたプレイで個性的です。とにかくこのバンドは演奏が上手い。しかもブルースを感じますね。カッコいいし、頭の良さを感じるバンドです。

 

次回はヘヴィーの頂点…ヘヴン・アンド・ヘル。座して聴くべし。

 

今回オンエア

Trapped in Toyland

Take Cover

Out of the Underground

Goin' Where the Wind Blows

Fool Us Today

Rod Stewart

2026年03月09日

ここ何十年かは「ザ・グレート・アメリカン・ソング・ブック」等、ジャズやスタンダードの名曲を制覇するかのようにガンガン、レコーディングしてアルバムをリリース。見事な仕事ぶりのロッド・スチュワートさん。1960年代後半あの「ジェフ・ベック・グループ」から名前が知られるようになり「フェイセス」を経てソロ活動。常にロック・シーンのトップ走り続けています。

 

コンサートには4度行きましたが、その演奏曲リストのバランスのよさと大満足の内容は彼の人柄なんでしょう。レコードを聴いてもよく分かりますが、とにかくバンドのアンサンブルがよく考えられています。ロッド・スチュワートとその演奏者達ではなく、ひとつのバンドになっていますね。ロッド・スチュワートはあくまでもバンドのヴォーカリストなのです。そこがとてもいい。特にギターのアレンジは強烈。素晴らしいメロディを奏でます。ロッド・スチュワートと永く活動を共にしていたジム・クリーガンというギタリストがいます。この方、ライブでもひときわ素晴らしいギターを弾きます。おそらくバンマスでしょう。ロックのおいしいところを全部知っているかのようです。とにかく上手いです。

 

今回はそのパフォーマンスがよく分かる長尺の曲をオンエア。カーマイン・アピスが加入したことで話題になった「明日へのキックオフ」はやはり超名盤です。そこからお馴染みの「ユー・キープ・ミー・ハンギング・オン」、心にしみる「ただのジョークさ」、そしてトム・ウェイツの「トム・トラバーツ・ブルース」、ラストはピート・ハムの「デイ・アフター・デイ」。ロッド・スチュワートの声がまた新しい命を吹き込んでいます。最高です。無数に存在すると思われるロック・シンガーの中でも貫禄のトップでしょう。

 

次回は日本でも大人気MR.BIG。お楽しみに。

 

今回オンエア

You Keep Me Hungin’ On

I Was Only Joking 

Tom Traubert's Blues

Day After Day
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GOTTHARD

2026年02月28日

スイスのバンドです。スイスのロックシーンがどうなっているのかよく調べていませんが、かっこいいサウンドならどこの国でもいいのですが、スイスは馴染みがほとんどないです。聞くところによると国民的バンドだそうです。しかも正統派のハードロックを継承しています。デビューから既に30年。とても貴重なバンドです。正統派ハードロックをハイクオリティで継承するとても優等生的なバンドだと思いますね。ファンとしてはこういうのが理想的だと思います。

 

1960年代から1970年代のロックをとても真面目に勉強しているというか、物凄く練習しているのでしょう。リフ、サウンド、リズムが満載。素晴らしい。ブレていないのです。こういうバンドをしたかったですね。ギターフレーズひとつひとつとっても、素晴らしい構成です。ゴッドハードを参考にした(パクった)バンドは日本にも山ほどいますね(失礼)。どういうきっかけで聴き始めたかはっきり覚えていませんが、聴いた時にとても安堵した記憶があります。いわゆる正統派ハードロックですよ。カッコいいんです。是非リスナーの方々のCDライブラリーに加えてください。

 

次回は久しぶりにロッド・スチュワートです。お楽しみに。

 

今回オンエア

Sister Moon

Make My Day 

Let It Be  

Ride On  

Homerun  

Hole In One

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Rainbow

2026年02月25日

最高の様式美スタイルを持ったブリティッシュ・ハードロックの頂点でしょう。リッチー・ブラックモアはそれまでのブルース的なアプローチのギタースケールを大きく変えて、アラビア的なフレーズやクラッシックの旋律を導入し、革命的なギターを構築しています。ファンク色が出てきたディープ・パープルを脱退した理由がレインボーを聴けばすぐに分かります。唯一無二のヴォーカリスト「ロニー・ジェイムス・ディオ」そして今回オンエアしたセカンドアルバムからはこれまた超強力なドラマー「コージー・パウエル」が加入。26インチ、ノーミュートのツーバスはやはり圧巻。

 

初来日の広島公演はとても思い出深いコンサートです。私は髪の毛が伸びてきたばかりの高校生。今は無き広島市公会堂に1人で行きました。当時超話題のステージセット。電飾の虹がとても大きく、ステージ後方には「銀嶺の覇者」「虹を翔る覇者」アルバムデザインのこれまた大きなバックドロップ。期待は数十倍に膨らみます。当時現金書留でチケットを購入したわけですが、なんとリッチー・ブラックモアさんの真ん前。田舎のロック少年はとんでもない非現実の真ん前に居ました。

 

今回はアルバム「虹を翔る覇者」50年ということで4曲セレクトしましたが、やはり最高なのであります。しかしレインボーの様式美スタイルは次のアルバム「バビロンの城門」で終わります。バンドはメンバーチェンジを繰り返し活動しますが、アメリカンマーケットを意識したアルバムが続き、往年の様式美は残念ながら無くなりましたね。だからこそレインボーの初期はとても貴重なのです。リッチー長生きして下さい。

 

次回はスイスの国民的ハードロックバンド「GOTTHARD」です。お楽しみに。

今回オンエア

Tarot Woman 

Stargazer  

A Light in the Black

Do You Close Your Eyes

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Guns N' Roses

2026年02月17日

1987年デビュー。初めて観たときなんてカッコいいバンドなんだろうと感じました。当時LAメタルとか流行っていて、その中の一組だったのですが、明らかにその手のバンドよりスケールは大きくクオリティは高かったですね。おそらくロックミュージックの基礎的なものとルーツをしっかり持っていたんだと思います。後にリリースする作品から見ても明らかですね。

 

見た目だけで批評されたところもありますが、その辺のチャラいバンドとは違ってしっかりしたベースがあります。素行の事をよく言われますがGuns N' Rosesのフロントマンにして頭脳「W.アクセル・ローズ」は真面目に自分の曲に向き合っています。ギタリストの「スラッシュ」のギターリフとブルージーなスケールは欠かせません。

 

今回は待望の新曲をオンエア。さすがの出来に大満足です。日本だけCDがリリースされています。W.アクセル・ローズのアレンジが効いてますね。ギターはもちろん、キーボードの使い方がさすがです。次は歴史に残る名アルバムを期待しますね。正直このスタイルのキチンとしたバンドはとても少ない。貴重なバンドです。

 

次回はリリースから50年。メモリアルアルバムもリリースされた「レインボー」。お楽しみ。

 

今回オンエア

Chinese Democracy 

Nothin'

Atlas

There Was A Time

Sweet Child O’ Mine

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Symphonic Music of YES

2026年02月07日

今回は、プログレッシブロックの代表的バンド「イエス」をオーケストラが演奏するという「シンフォニック・ミュージック・オブ・イエス」。

 

オーケストラとロックバンドの共演は1970年頃から在り、個人的にはDeep Purpleが初めてでした。当時メンバーチェンジしたばかり。ギタリストのリッチー・ブラックモアは本格的ハードロックへの方向性を望んでいましたがキーボードプレイヤーのジョン・ロードの希望で、1枚だけという約束でオーケストラとのコラボアルバム1枚のライブレコーディングを実行。聴いたら分かりますが、完全にクラッシック音楽のスタイル。まぁこれはこれでかなりの完成度があり、引き出しの多さをファンに印象づけました。その後Deep Purpleはご存知のようにハードロックへの道を進みます。これがきっかけかどうか分かりませんが、少しずつオーケストラとの共演的なものも出てきます。エマーソン・レイク・アンド・パーマーがいい例ですね。やはりプログレッシブロックはクラッシックとの共通点があるのでしっくりきます。

 

さて今回はロックバンドからの誘いではなく、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団からのアプローチ。アラン・パーソンをプロデューサーに迎え「Yes」の名曲を演奏するという、何ともうれしい企画。しかもスタジオ・レコーディング。そしてイエスのメンバーからジョン・アンダーソン、スティーブ・ハウそしてビル・ブラフォードが全面的に加わるという素晴らしい内容です。アラン・パーソンが全てのスコアを書き直し、素晴らしい仕事をしています。現存のバンドの曲に、ただストリングやプラス・アンサンブルを加えただけとはクオリティが格段に違いますね。素晴らしいアルバムです。さすがに音圧のすごさに大満足。たまにはこういうのもいいですね。

 

次回はガンズ・アンド・ローゼズの新曲です。お楽しみに。

 

今回オンエア

危機Close To The Edge

Roundabout 

I’ve Seen All Good People

燃える朝焼けHeart Of The Sunrise

Owner Of A Lonely Heart

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