大人の音楽堂

大人の音楽堂 ブログ

BOBBY WHITLOCK

2026年01月17日

デレク・アンド・ザ・ドミノスのメンバーでご存知の方も多いと思います。キーボード、ギターを操り作曲編曲等ある意味マルチな方。10代のころブッカー・T&ザ・MG'sやサム&デイブのメンフィス・ソウルに関わり、その後デラニー&ボニーなどスワンプロックの中心的ミュージシャンに欠かせない存在になります。

 

そして歴史的名盤「LAYLA」を制作。クラプトンとの共演では彼の新たなるサウンドが開花します。スタジオアルバムは1作ですがそのミラクル的なレコーディングは最高ですね。デレク・アンド・ザ・ドミノスの「レイラ」はある意味当たり前すぎて聴きこんでいないロックファンは多いと思いますが、聴けば聴くほどその凄さに驚かされます。

 

彼はその後ジュージ・ハリスンの「オールシング・マスト・パス」に参加、そしてソロ活動。その音源の一部を今回オンエア。素晴らしいですね。メンバーもまだ20歳代前半、しかも時代は1970年代始め…勢いを感じます。若さと無限の可能性があります。おそらくとりあえずメンバーがスタジオに集合して、彼らのテクニックを信じてラフにレコーディングされたのでしょう。これぞスワンプロックという曲がてんこ盛り。ある意味セルフカバー的なアルバム「ベル・ボトム・ブルース」はとても手ごたえを感じる作品でいつも手元にあります。

 

ボビー・ウイットロックさんは昨年8月に逝ってしまいましたが、改めて彼の演奏や歌唱を聴くとやはりいいですね。可能ならデレク・アンド・ザ・ドミノスの映像が観たいと思います。

 

次回はギタリスト「フィリップ・セイス」。ジミヘンの継承者です。

 

今回オンエア

Layla

Where There’s A Will

A Day Without Jesus

Hello L.A., Bye Bye Birmingham

Why Love Got To Be So Sad?

Bell Bottom Blues

Tell The Truth

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PAUL KOSSOFF FREE

2026年01月10日

ポール・コゾフ。何とも渋い玄人向けのギタリストです。健康で生きていたらと思いますね。ポール・コゾフさんはお薬の過剰摂取で25歳で逝ってしまいました。1970年代中頃です。10代でポール・ロジャースに出会い「FREE」を結成。ドラムにサイモン・カーク、ベースにはまだ15歳くらいのアンディー・フレイザー、皆二十歳にも満たないのになんとも渋いブルーズロックを決めまくっています。

 

彼等の特徴はやはり音の隙間です。ポール・コゾフのビブラートを効かせたロングトーンと単音によるインパクトのあるリフが大きく貢献しています。解散後、バンドは「バッド・カンパニー」になり、大成功はご存知の通り。ポール・コゾフは「バック・ストリート・クローラー」を作りますがツアー中に死去…。その後評価が上がりますが既に…。

 

さて、フリーは3枚目のアルバム「ファイアー・アンド・ウォーター」で世界的に躍進。初来日もしています。このライブは試行錯誤していた日本のミュージシャンに衝撃を与え、今でも語り草となっています。ギタリストの多くはテクニックが付くとやたら音数が多くなります。そこをじっとこらえて曲が何を伝えたいか、何を表現しているのか、そこが大切なのです。そのいい例がエリック・クラプトンで、ポール・コゾフのギターを聴いたクラプトンはかなり気にかけていたとのことです。ポール・コゾフのギターはやはりFREEというバンドが生かしたことは言うまでもありません。こういうギタリストは居るようでなかなかいませんね。50年以上過ぎて聴いても衝撃的です。

 

次回は昨年8月逝ってしまった。ボビー・ウイットロックです。お楽しみに。

 

今回オンエア

The Stealer

Travelling Man 

Fire and Water

Molten Gold

The Hunter(Live) 

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山内テツ

2026年01月05日

2026年もロックにどっぷり浸かってまいります。よろしくお願いいたします。

 

さて今回はベーシスト「山内テツ」。残念ながら昨年末に天国へ…。ロッド・スチュワートやポール・ロジャースそしてロニー・ウッドあたりから追悼コメントが欲しいところです。山根個人的に最高にとても好きなベーシストです。長身でゼマティスのベースギターがとてもかっこよかった。フェイセスでの凱旋ライブは、今でもロックファンの語り草となっています。彼の演奏スタイルは目標でしたね。というか今もそうです。

 

ミッキー・カーティスのバントで海外での経験から、なんとあのポール・ロジャース、サイモン・カーク、ポール・コゾフのバンドにフリー加入。その後はロッド・スチュワートのフェイセスに加入。帰国後は竹田和夫率いるクリエイションや自身のバンドを率いたりで、とにかくクールなのです。

 

とにかく後にも先にも個人でロックシーンのトップグループに加入というのはこの山内テツだけでしょう。タイミングがよかったらあのストーンズにも加入していたかもしれないと私は思いますね。運良く帰国後のバンドTetsu & Good Times Roll Bandの広島公演は観ることが出来ました。とてもよい思い出です。ブルージーでファンクなグルーブはロック本来の魅力です。

 

さて次回はこの流れでギタリスト「ポール・コゾフ」に焦点をあてます。お楽しみに。

 

今回オンエア

Wishing Well/FREE

Come Together In The Morning/FREE

Heartbreaker/FREE

Pool Hall Richard/FACES

Blue Grass/KOSSOFF KIRKE TETSU RABBIT

Ain't Too Proud To Beg/TETSU & THE GOOD TIMES ROLL BAND

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2025年年末リクエスト前半

2025年12月22日

2025年も数日残す頃となりました。今回は恒例のリスナーさんからのリクエスト集。

 

先ずはAC/DCの悪魔の招待状…強烈ですね。いつ聴いても最高。苦難を乗り越えたAC/DCは今も健在。最高のパフォーマンスを展開中。

 

そしてエアロスミス、さすがの一言。

 

そしてKISS。残念ながらエース・フレーリーが事故で亡くなって今いました。しかし、彼のギターは永遠にロックファンに大きく刻まれることでしょう。

 

そしてピーター・フランプトン。アコギの響きがとても心地いい。

 

ラストは全米1位、ケニー・ロギンスのフットルース。個人的にも楽しませていただきました。

 

次回はリクエスト集後半、今年ラストのオンエアです。お楽しみに。メリークリスマス。

 

今回オンエア

AC/DC/For Those About to Rock (We Salute You) 悪魔の招待状     

Aerosmith/Eat The Rich  

KISS/Shock Me      

Peter Frampton/Baby, I Love Your Way

Kenny Loggins/Footloose

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BAY CTIY ROLLERS

2025年12月13日

大人の音楽堂 247

BAY CTIY ROLLERS

 


高校生の頃、同級生がベイシティ・ローラーズの大ファンで聞いてもいないのにガンガンしゃべりまくり、知らないうちになんとなく情報が入ってくるわけで、あまり気は乗らないのにレコードまで聴かされました。ハードロックやプログレッシブロックばかり聴いていたので正直どうでもよかったのですが、冷静に聴いてみたら、そのキャッチーでポップな曲はなかなかどうして当時流行りのグラムロックぽいアレンジもあって気になるようになった記憶があります。確かに硬派なロックファンからは、その恥ずかしいようなルックスが先入観となり受け付けない的なバンドだった…というか全く無視されていた感がありましたね。

 


しかしイギリス、アメリカそして日本のティーンエイジの女の子たちは大騒ぎです。1974年頃からトレードマークのタータンチェックを身に纏い叫びまくったのです。とにかく社会現象になるくらいのブームがおきます。各コンサート会場等で補導者続出…。メンバー本人たちは当初アイドルでの売り出しには悩んでいたかもしれませんがロックが大きな産業、金儲けになる時代です。何人もの関係者によるベイシティ・ローラーズのプロジェクトがあったに違いありません。

 


人気は約3年弱続きましたが、やはり翳りが出てきますね。大騒ぎしてた女の子たちは大人になってしまった…そんな感じです。その後何度か不安定な体制で再結成的なライブをしましたが、特に話題にはならなかったです。ある種デビューからロックシーンからは外されている存在だったのかもしれません。しかし、その後これだけ話題にもなったアイドルバンドは居ません。作られたバンドでしたがデビュー50周年を越えた今、CDがそれなりに売れているそうです。特殊な存在です。

 


次回はリスナーさんからのリクエストです。

 


今回オンエア

Bye Bye Baby

Money Honey

Rock ’n’ Roller

I Only Want to Be with You

Yesterday's Hero

Rock and Roll Love Letter

Saturday Night

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PETER GALLWAY

2025年12月08日

ピーター・ゴールウェイをはじめて聴いたのは「フィフス・アベニュー・バンド」のアルバム。リリースから6年以上経ってからでした。当時ウエストコーストサウンドが流行りつつあって、イーグルス等のアメリカンを聴きまくっていた頃です。レコード店でのジャケ買いでした。ラジオ等であまりオンエアはされてなかったと思います。なんとなく勝手にウエストコーストと思っていたら、ニューヨークじゃないですか。少し驚きましたがまぁどちらでもよいわけで、リーバイスに白いシャツそしてコンバース…なんて時代。何ともかっこよく聴こえましたね。

 

そしてすぐに1972年のソロアルバムを聴きました。先輩からの借り物です。素晴らしいというか演奏アレンジがそれまでにはないような、あか抜けていたのです。シンガーソングライターの中でもかなりの強者です。それまでのブルースやフォーク寄りのシンガーソングライターとはまるで違ってますね。その後のシーンをみると早く出すぎたというか、メディアがついていけなかったのでしょう。

 

その後の我が国のミュージシャンもかなり影響を受けています。このピーター・ゴールウェイさんは日本のミュージシャンとの関わりも多いようです。興味がある方は調べてみて下さい。しかし、私の周りはピーターさんの事はほとんど知らなかったと思います。よく友人にカセットテープを聴かせていました。演奏技術とアレンジは抜群です。決してこれ見よがしではなく、とても自然に身体に入ってくるサウンドは今の時代にもぴったりです。是非このピーター・ゴールウェイをみなさんのお気に入りに加えて下さい。

 

それと最も好きなベーシスト「山内テツ」さんが79歳で逝ってしまったとの情報が入り、一人でFree、Facesそして帰国してからのソロアルバムを聴きながら夜を過ごしました。とても残念です。近いうちに番組で取り上げたいと考えています。

 

さて次回は何と…ベイ・シティ・ローラーズ。50周年のCDが売れているそうです。まさかのアイドルバンド。しかしその楽曲のクオリティーは高いと思います。お楽しみに。

 

今回オンエア

Sunday Basketball  

I Had a Friend   

They Went That-A Way  

Watch Yourself   

Twelve Day Lover  

Come On In       

Fast Freight (Fifth Avenue Band)

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HUMBLE PIE

2025年11月29日

ハンブル・パイは1970年代始めから中頃にかけて本国イギリスで人気だったバンドです。モッズブームからブルースをベースにブギーのスタイルを取り入れたサウンドは大いに受けましたね。当時イギリスの次世代のミュージシャンは大きな影響を受けたことでしょう。後にエレクトリックに変身したマーク・ボランのT・REXもそれを感じますし、我が国の誇るクリエイションのファースト・アルバムにもその感じを受けます。

 

私がハンブル・パイを聴いた頃は既にギターはピーター・フランプトンからコロシアムのギタリスト、クレム・クレムソンに替わっていました。さすがのギターを聴かせてくれます。この方、めちゃうまい。そしてバンドとしては絶頂期です。1971年のフィルモアでライブ盤から受けまくってその名が世界的に知れるようになり、ギタリストの交代がありましたがそれが大正解。今回取り上げた「スモーキン」「イート・イット」と立て続けにヒットアルバムをリリース。とてもカッコイイ、ツインギターが完成します。グレッグ・リドリーのベースとジェリー・シャーレーのドラムもいい。脱退したピーター・フランプトンはソロになりその後の大成功はご存知のどおりです。ひとまずお互いに結果はよかったのです。

 

その後はやはり時代的に音楽シーンが変化をして商業的な売り方になり、ある意味硬派的なブルージーなバンドは苦労します。スティーブ・マリオットも良質なオリジナルを書きますが、今一つ…1980年代に入り、再びピーター・フランプトンと復活とのミーティングの途中、自宅の火事が原因で天国へ…残念です。その後オリジナルメンバー他が集まり追悼公演が行われてます。火の用心ですね。彼等のようにブギーのグルーブ感をかっこよく演奏するバンドは貴重です。

 

次回はニューヨーク出身、シンガーソングライター「ピーター・ゴールウェイ」お楽しみに。

 

今回オンエア

Hot ‘N’ Nasty

C’mon Everybody 

Sweet Peace and Time  

Get Down To It 

Drugstore Cowboy 

Beckton Dumps

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Jeff Healey Band [Cover]

2025年11月25日

2週続けてのジェフ・ヒーリー・バンド。今回はロック・ファンも唸るであろう、名曲のカバー。

 

まずはザ・ヤードバースの「シェイプス・オブ・シングス」。さすがの演奏であります。気分はジェフ・ベック。バックの2人もノリノリでとても楽しそう。続いてジミ・ヘンドリックスの「フリーダム」。やはりジミ・ヘンはおさえておきたい。今回は名曲「エンジェル」もオンエア。最高であります。そしてロバート・ジョンソンの「ストップ・ブレイキン・ダウン」。素晴らしいアレンジで大騒ぎ。そしてジェフ・ヒーリー・バンドのセカンド・アルバムからザ・ビートルズの「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」。とどめを刺された感があります。ご存知ジョージ・ハリスンの代表曲。オリジナルのギターソロは若き日のエリック・クラプトンさん。ラストはその二人の人気曲「バッジ」。

 

いかがでしたか?いつも思うのですが、1980年に後半から今日まで、いわゆる歴史に残る名曲がほとんどありません。やはり1960年代後半から1970年代は時代の影響も重なりクリエイティブな時代だったのでしょうね。後は組み合わせ的な楽曲がほとんどですね。しかし、上質なはカバーはとてもいい。聴いててワクワクします。反面、面白くないのが多すぎ…

 

次回はスティーブ・マリオット率いるハンブル・パイの登場です。お楽しみに。

 

今回オンエア

Shapes Of Things 

Freedom   

Stop Breaking Down

While My Guitar Gently Weeps

Angel

Badge

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JEFF HEALEY BAND

2025年11月17日

カナダのブルースマンですよ。年齢は私より7つ年下。彼を聴いた時、自分よりかなり若いミュージシャンがこんなに渋く、クールでハードなブルースを演奏していることに驚きましたね。

 

デビューはおそらく彼が20歳頃でしょうか、運良くデビューアルバムにタイムリーに出会いました。少々音数が多いと感じましたが、まぁそれは個性というか若さでしょうか、ハードなブルースに衝撃を受けました。トリオ編成っていうのがとてもいい。生まれながらに大きな病気を抱えていたジェフ・ヒーリー、並々ならぬ努力と感性が彼を押し上げたのでしょう。

 

なかなか厳しいブルースファンにも受け入れられて、次々にアルバムをリリース。膝の上に置いたギターを巧みに操り、歌も素晴らしいブルースフィーリングを持っています。個人的感想ですが、往年のブルースはもちろん1960年代からのロックを聴きまくりそのメロディーやリフをコピーしまくったのでしょう。とにかく素晴らしいミュージシャンです。

 

残念ながら2007年に死去。早すぎました。私はラッキーなことに1995年に運良くライブを体験しました。当たり前ですがCDとは違い、ライブ会場の熱気と音圧にやられましたね。次回はジェフ・ヒーリー・バンドによるカバー曲を集めますので楽しみにしていて下さい

 

今回オンエア

SEE THE LIGHT

CONFIDENCE MAN

ANGEL EYES

CRUEL LITTLE NUMBER

EVIL AND HERE TO SAY

HEART OF AN ANGEL

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Keb’ Mo’

2025年11月08日

Keb’ Mo’。いつまでも聴いていられる。なんて心地いいのでしょう。ケブ・モの音楽に出会えた方はとてもラッキーではないでしょうか。私が彼を知ったきっかけは音楽好きの先輩からです。今から20年くらい前です。デルタ・ブルースの末裔と言われています。基本的にアメリカ南部のブルースと感じますが、カントリーミュージックやリズム・アンド・ブルース、ソウルやファンク的な要素がとても上手くミックスされています。ギターの音色と彼の声がとてもいい。気になる方は是非動画チャネルで確認していただきたいです。素晴らしいパフォーマンスを観ることができます。とにかくハイクオリティなんです。当然ですが録音が素晴らしい。

 

オンエアでも話しましたが、各楽器の音が非常にバランスよく分離されています。ここ数年よくある、すべての楽器やヴォーカルが圧縮されて「グチャ」っとなった音とは大違い。当たり前ですが、数段優れています。ブルースはなんか取っつきにくいとか感じておられる音楽ファンも多いと思いますが、まぁ聴いて下さい。とてもカッコいいのです。例えばエリック・クラプトンがそれを目指している感じですね。ケブ・モ…覚えていて欲しいですね!最高。サポートミュージシャンもとても素晴らしい演奏をしています。これもとても大切。メディアはこういう方をもっと取り上げるべきだと思います。

 

次回は没後17年カナダのブルースマン、ジェフ・ヒーリー登場。期待しててください。

 

今回オンエア

France  

Walk Back In  

Suitcase     

More Than One Way Home

Don’t Leave Me Here

I’ll Be Your Water

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