
大人の音楽堂 ブログ
The Rolling Stones/Foreign Tongues
2026年07月27日
ザ・ローリング・ストーンズは、待望の最新スタジオ・アルバム『フォーリン・タングス』を2026年7月10日にリリースしました。リード・シングルとして「イン・ザ・スターズ」が5月5日にデジタル配信されていたので、既に素晴らしい動画を観られた方も多いはず。すごく躍動的で素晴らしい出来ですね。
全14曲を収録した本作は、世界中のチャートで首位を獲得し、グラミー賞受賞を果たした前作『ハックニー・ダイアモンズ』から約3年ぶりのリリースとなります。比較的早いリリースです。既に次回作アルバムのために10曲くらいのレコーディングが終わっているとのこと。先日83歳になったミック・ジャガー、とても元気です。ポール・マッカートニー、スティーブ・ウインウッド等、豪華なゲストミュージシャンも多数参加。天国に行ってしまったチャーリー・ワッツ参加の未発表新曲も収録されています。とてもハードでカッコいいナンバーになっていますね。思わずニンマリです。
当たり前ですが、全体的にどこをどう聴いても100%ローリング・ストーンズです。とにかく問答無用、ロックンロールの現在進行形の頂点。さすがです。しかし1963年デビュー。一度も解散なんてしていません。キース・リチャーズなんて最高のギターをカマしてすれています。ロニー・ウッドも健在。スティーブ・ジョーンズのカッコいいドラムにダリル・ジョーンズのツボをつくベースライン。個人的に今ヘビーローテーションです。日本のミュージシャンやメディアの方々はもっとローリング・ストーンズを真剣に聴くべきです。ローリング・ストーンズが今でも元気にシーンのトップで活動している幸せに感謝ですよ。それと今回もカバーデザインがかっこよすぎ。
次回は久しぶりにWarren Haynes 。お楽しみに。
今回オンエア
In The Stars
Never Wanna Lose You
Hit Me in the Head
Back in Your Life
Some of Us
Deep Purple/SPLAT!
2026年07月21日
皆様、暑中お見舞い申し上げます。日曜日午前中、1時間くらい屋外作業をして、くたばっています。
さて今回はディープ・パープルのニューアルバム「スプラット」。この歳になってDeep Purpleの完全スタジオ録音の新譜が届く。なんて事でしょう。今年4月の来日公演はすべてソールドアウト。もちろん年齢的なこともあり1970年代のようにはいかないにしろ素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。現在のメンバーはイアン・ペイス(Dr)、イアン・ギラン(Vo)、ロジャー・グローバー(B)、ドン・エイリー(Key)、サイモン・マクブライド(G)。なんと1972年のライブ・イン・ジャパンのメンバーが3人もいます。しかもかなりエネルギッシュなライブをしました。
今でも世界中で愛されているディープ・パープル。星の数以上にあるであろうロックバンドの中でもこれだけオルガンサウンドとギターが絡むバンドは彼等だけでしょう。老舗的な伝統です。最前線の現役レジェンドなのです。
今回の曲は比較的コンパクトにまとめられていますが、どこを切ってもディープ・パープル。聴けば聴くほど染み込んでくる音です。スタジオにメンバー全員が揃って音を出してのレコーディング。さすがです。ギタリスト、サイモン・マクブライトもすっかりなじんでいます。個人的にはとても気に入っています。深紫伝説はしばらく続きそうです。とても安定しています。
次回はThe Rolling Stonesのニューアルバムです。
今回オンエア
Splat!
Arrogant Boy
Diablo
The Lunatic
Jessica's Bra
Ride The Rainbow後編
2026年07月13日
先週に引き続きレインボーのトリビュートですね。とても楽しめるCDです。今回の特徴としてドイツのミュージシャンが見当たらない。以前に『キャッチ・ザ・レインボー』のタイトルでハロウィンのメンバー等でリリースされたのを思い出します。1999年でした。日本でも山口県出身世界の誇るギタリスト「梶山章」の『虹伝説』もあります。
さてこのCDの聴きどころの大きなポイントにはやはりリック・ウェイクマン参加の『キル・ザ・キング』。レインボーの曲の中でも最も人気曲。他の曲はかなりオリジナルに近いカバーと感じますが、この曲に彼が加わるという事なのでしょうか、アレンジの利いた素晴らしいキーボードを弾いておられます。かっこよすぎ…。
現在ではなかなか、上質な様式美ハードロックには出会えないかもしれません、それだけたいへんなジャンルなんです。やはりロニー在籍時のRAINBOWは凄いのです。
次回はDEEP PURPLEのニューアルバムです。お楽しみに
今回オンエア
The Temple of the King
Kill the King
Catch the Rainbow
Street of Dreams
Ride The Rainbow
2026年07月06日
私と同世代のロックファン、ましてハードロックファンなら我が青春の「リッチー・ブラックモア」と言っていいのではないでしょうか。今回のトリビュートアルバムはロック/メタル界の実力派ミュージシャンが多数参加。RAINBOWの名曲をそれぞれの個性で再解釈したアルバムですが、比較的オリジナルに敬意を感じる演奏と感じました。どのパートを誰かどうこなしているか一番の興味をひくところですね。
特に注目すべきなのはRAINBOWとゆかりの深いミュージシャンの参加で、ベーシストのBob Daisley、ヴォーカリストのGraham BonnetとJoe Lynn Turner、キーボーディストのDon Airey、さらに後期ヴォーカリストのDoogie Whiteなど、歴代メンバーが名を連ねている点も大きな魅力ですね。また現代のRAINBOWで歌うRonnie Romeroも参加し、往年の名曲を新たな形で楽しめます。
さらに、元SKID ROWのSebastian Bach、名ギタリストのSteve Morse、プログレッシヴ・ロック界の巨匠Rick Wakeman、WHITE LIONのMike Trampなど、ジャンルを越えた著名アーティストが参加しています。とてもクオリティの高いトリビュートに満足しています。リッチーさんのコメントが聞きたいですね。やはりレインボーは様式美ハードロックの極みです。
来週は今回の続きです。お楽しみに。
今回オンエア
Long Live Rock’n’roll
Man On the Silver Mountain
Stargazer
Lady of the Lake
Yes「Aurora」2026
2026年06月29日
1968年デビューのバンドがなんと2026年にニューアルバムをリリースする。ローリング・ストーンズは別として凄いことです。あっ、そういえばディープ・パープルもそろそろニューアルバムが出ますね。彼等も1968年デビュー。
さてイエスのニューアルバム「オーロラ」。オーケストレーションを全面に押し出した非常にシンホニック・プログレッシブな作品になっていますね。14分近い長尺の曲もあり私のような古くからのイエスのファンにはとてもうれしい内容に満足しています。残念ながら9月に予定されていた来日公演は来年になってしまいましたが、楽しみが伸びたということで楽しみに待っておきましょう。
イエスの現メンバーはスティーブ・ハウ、ジェフ・ダウンズ、ジョン・デイヴィソン、ビリー・シャーウッド、ジェイ・シェレンの5人。何がいいかというと、ライブでも5人で演奏します。この手のバンドによくあるサポートメンバーはいません。とても好感が持てますね。イエスを聴くときにリズムを確認しますが、相変わらずとてもセンスのよい変拍子が炸裂しますね。思わずニンマリ。メンバーは変化しますが、「イエス」というオリジナリティあふれる、そのバンドサウンドは唯一無二でありその老舗的な音は遺伝子を継ぐ者に伝承されて行くのです。スティーブ・ハウさんの完全復帰を祈るばかりですね。
次回は遂に到着、リッチー・ブラックモアズ・レインボーのトリビュートアルバム「ライド・ザ・レインボー」。お楽しみに。
今回オンエア
AURORA
TURNAROUND SITUATION
ARIADNE
WATCHING THE RIVER ROLL
YES [fragile]1971
2026年06月22日
約70年の歴史があるロックの中でいくつかの外せない、避けることの出来ないアルバムがあります。シングルヒットを狙うレコード会社やミュージシャンが多かった60年代からレコーディング技術の進歩もあって、1969年辺りからコンセプト的な作品を作るバンドやミュージシャンが見立つようになります。ザ・ビートルズの「アビイ・ロード」もそんな1枚ですが、やはり1969年キング・クリムゾンのファーストアルバム「クリムゾンキングの宮殿」は最高傑作でしょうね。その辺りからピンク・フロイド、エマーソン・レイク&パーマーそしてイエスが脚光を浴びます。
今回オンエアしたYES 4枚目のアルバム「こわれもの」はその象徴的な衝撃の1作品です。当時まだ20歳代の若者が作った超名盤なのです。卓越した、とても高度な演奏力とアイディア、空間系の音作り、カバーデザインのかっこよさ、そうして何よりそのアレンジを含めた楽曲のクオリティの高さ。リリースされた1971年、発売日に聴いた方たちはとんでもない驚きをしたと思いますね。
私はリリースから2年くらいしてアルバムを入手。リック・ウェイクマンの信じられないようなキーボード、透明感あふれる素晴らしいヴォーカルのジョン・アンダーソン、今でもYESを支え続けるギターのスティーブ・ハウ、唯一無二のベーシスト、クリス・スクワイア、そしてプログレ界の頂点的ドラマー、ビル・ブラフォード…このメンバーが集まった事が奇跡、ミラクルです。リリースから55年ですが、今でも普通に聴いて驚いています。あなたがロックを好きならイエスの歴史的名盤「こわれもの」そして「危機」は手元においておきましょう。人生が豊かになります。
次回もYESです。最新アルバムをオンエア。楽しみにしておいてください。
今回オンエア
Roundabout
Heart of the Sunrise
Long Distance Runaround

AEROSMITH
2026年06月15日
1978年、狭い学生アパートの14インチのテレビで、その年の3月にアメリカ・カリフォルニア・オンタリオ・モータースピードウェイで行われた「カリフォルニア・ジャム2」の放送を食い入るように観ました。サンタナ、デイプ・メイスン、テッド・ニュージェト、ハート、ボブ・ウェルチ、フォリナーそしてヘッドライナーに当時絶好調の「エアロスミス」。ジョー・ペリーのスライドギターが凄いインパクトを出している「Draw the Line」が炸裂。35万人を前に凄いライブをしています。
このとてもデカいロック・フェスティバルはご存知1974年のカリフォルニア・ジャムの2回目。1回目はヘッドライナーにディープ・パープルとエマーソン・レイク&パーマー。他にはブラック・サバスにデビュー間もないイーグルス。アース・ウインド&ファイアーなどなど…25万人を集めました。そして2回目はなんと35万人を集めました。
エアロスミスのライブを観たら分かりますがステージからの景色はどこまでも人だらけ。きっと動画がインターネットにあると思いますので、探して観て下さい。1970年頃ボストンのロック少年の壮絶なサクセスストーリーがエアロスミスなのです。何度もステージを観ていますが、そのすさまじいパフォーマンスは永遠でしょう。
さて次回は残念ながら来日公演が来年に延期になったYESの歴史的名盤「こわれもの」を改めて聴きましょう。
今回オンエア
I Don’t Want To Miss A Thing
Road Runner
Nine Lives
Beyond Beautiful
Jaded
DAVID LEE ROTH
2026年06月08日
実はこの方には会った事があります。ソロツアー広島公演。もちろんスタッフが何人も居ましたが、ステージの姿と対照的で物静かというか、熱心に話し込んでいました。
さてデヴィッド・リー・ロス、ヴァン・ヘイレン絶頂期のアルバム「1984」が世界的に大ヒットしている時にソロ活動に専念するために脱退。まぁ売れていてもいろいろ考える事があったのでしょうね。すぐにソロアルバムをリリースし、やはり大きな話題になります。ベースにビリー・シーン、ギターにはスティーブ・ヴァイ、そしてドラムにグレッグ・ビソネットというスーパーメンバーを揃えました。スタッフの腕の凄さです。エンターテイメント的な要素がたっぷりのステージは受けまくります。契約の問題でしょうか、そのメンバーと離れますがそれなりに活動して来日もしています。そしてご存知のとおりヴァン・ヘイレンへのカムバック…しかしエディの死去によりなんとなくヴァン・ヘイレンも一線から離れます。
デヴィッド・リー・ロスの天性のロック・スピリッツは未だに語り草ですね。若き日の初来日は今でも大きく記憶に残っています。
次回はAEROSMITH お楽しみに。
今回オンエア
JUST LIKE PARADISE
CALIFORNIA GIRLS
JUST A GIGOLO
YANKEE ROSE
SHY BOY
A LITTLE AIN'T ENOUGH
Tedeschi Trucks Band
2026年06月01日
アメリカ南部に行けばこういったサザンロックの血を引くバンドがゴロゴロ存在することでしょうね。今回はテデスキ・トラックス・バンドの新作です。コロナ期にはスタジオでデレク・アンド・ドミノスの「レイラ」全曲カバーのレコーディングとか、休みなくとにかく話題が絶えません。11月には来日公演も決定しています。
オールマン・ブラザーズ・バンド時代からその伝統的なギターサウンドを継承する世界的ギタリストの「デェレク・トラックス」とヴォーカル&ギターの「スーザン・テデスキ」、世界一ギターのうまい夫婦であります。豪華にブラス・セクションを正式メンバーにした総勢12名のこのバンド、前回の来日公演に無理やり行きましたが、最高ですね。スケジュール的にギリギリでしたが本当によかったです。とにかくあの伝統のサザンロックの第一人者的バンドであることは間違いありません。
2026年3月、プロデューサーにマイク・エリゾンドを迎え、デレクとの共同プロデュースで制作した4年ぶり6枚目のスタジオ・アルバム『フューチャー・ソウル』をリリース。多彩な音楽的要素が自然に溶け込んだ内容で、バンドのアンサンブルと生み出すエネルギーの高さを強く感じさせてくれる作品を作り上げました。世界最高のライブバンドと言われている彼等の絶好期はまだまだ続きます。素晴らしいアルバムです。大満足。
次回はDavid Lee Roth。お楽しみに。
今回オンエア
Crazy Cryin’
I Got You
Future Soul
Be Kind
Ride On
Shout Out
Lucky Peterson
2026年05月26日
最近はほとんど呑みに出かけていませんが、特に県外に行った時にはウィスキーでも呑みに行こうかともう一軒行ったりしてました。その店で流れている音楽で初めて聴く曲に耳が傾くことがあります。店の方に誰の曲ですか?って聞くことがよくありました。今回オンエアしたラッキー・ピーターソンもそんな場面で出会いました。もう30年くらい前の出来事です。多少アレンジはありますがオーソドックスで丁寧なブルースがすぐに気に入って、翌日にはタワーレコードに行きました。気にいる音楽は予期せぬところで出会うのであります。
今回のラッキー・ピーターソン、あのブルースの巨匠「ウィリー・ディクソン」プロデュースで5歳でオルガン奏者としてデビュー。父親がブルースのクラブ経営者という事もあり環境はバッチリ。その後数多くの作品をリリースします。オーソドックスなブルースを中心に、ファンク、ゴスペル、リズム&ブルース等を加えた世界を作り出します。来日公演は観てないのですが、動画はたくさんあります。伝統的なシカゴ・ブルース的な楽曲構成は見事です。残念ながら2020年に55歳で亡くなっています。オルガン、ギター、そしてとてもうまい歌…カッコいいです。BLUESはいいですね。
次回はオールマン・ブラザーズ・バンド等サザンロックを伝承する「テデスキ・トラックス・バンド」のニューアルバムです。お楽しみに。
今回オンエア
After The Dance
Double Dealing
Don’t Try To Explain
When My Blood Runs Cold
Jammin’ In The Jungle

The Rolling Stones/Foreign Tongues
2026年07月27日
Deep Purple/SPLAT!
2026年07月21日
Ride The Rainbow後編
2026年07月13日
Ride The Rainbow
2026年07月06日
Yes「Aurora」2026
2026年06月29日