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Ride The Rainbow後編

2026年07月13日

先週に引き続きレインボーのトリビュートですね。とても楽しめるCDです。今回の特徴としてドイツのミュージシャンが見当たらない。以前に『キャッチ・ザ・レインボー』のタイトルでハロウィンのメンバー等でリリースされたのを思い出します。1999年でした。日本でも山口県出身世界の誇るギタリスト「梶山章」の『虹伝説』もあります。

 

さてこのCDの聴きどころの大きなポイントにはやはりリック・ウェイクマン参加の『キル・ザ・キング』。レインボーの曲の中でも最も人気曲。他の曲はかなりオリジナルに近いカバーと感じますが、この曲に彼が加わるという事なのでしょうか、アレンジの利いた素晴らしいキーボードを弾いておられます。かっこよすぎ…。

 

現在ではなかなか、上質な様式美ハードロックには出会えないかもしれません、それだけたいへんなジャンルなんです。やはりロニー在籍時のRAINBOWは凄いのです。

 

次回はDEEP PURPLEのニューアルバムです。お楽しみに

 

今回オンエア

The Temple of the King 

Kill the King 

Catch the Rainbow

Street of Dreams

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Ride The Rainbow

2026年07月06日

私と同世代のロックファン、ましてハードロックファンなら我が青春の「リッチー・ブラックモア」と言っていいのではないでしょうか。今回のトリビュートアルバムはロック/メタル界の実力派ミュージシャンが多数参加。RAINBOWの名曲をそれぞれの個性で再解釈したアルバムですが、比較的オリジナルに敬意を感じる演奏と感じました。どのパートを誰かどうこなしているか一番の興味をひくところですね。

 

特に注目すべきなのはRAINBOWとゆかりの深いミュージシャンの参加で、ベーシストのBob Daisley、ヴォーカリストのGraham BonnetとJoe Lynn Turner、キーボーディストのDon Airey、さらに後期ヴォーカリストのDoogie Whiteなど、歴代メンバーが名を連ねている点も大きな魅力ですね。また現代のRAINBOWで歌うRonnie Romeroも参加し、往年の名曲を新たな形で楽しめます。

 

さらに、元SKID ROWのSebastian Bach、名ギタリストのSteve Morse、プログレッシヴ・ロック界の巨匠Rick Wakeman、WHITE LIONのMike Trampなど、ジャンルを越えた著名アーティストが参加しています。とてもクオリティの高いトリビュートに満足しています。リッチーさんのコメントが聞きたいですね。やはりレインボーは様式美ハードロックの極みです。

 

来週は今回の続きです。お楽しみに。

 

今回オンエア

Long Live Rock’n’roll

Man On the Silver Mountain 

Stargazer

Lady of the Lake

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Yes「Aurora」2026

2026年06月29日

1968年デビューのバンドがなんと2026年にニューアルバムをリリースする。ローリング・ストーンズは別として凄いことです。あっ、そういえばディープ・パープルもそろそろニューアルバムが出ますね。彼等も1968年デビュー。

 

さてイエスのニューアルバム「オーロラ」。オーケストレーションを全面に押し出した非常にシンホニック・プログレッシブな作品になっていますね。14分近い長尺の曲もあり私のような古くからのイエスのファンにはとてもうれしい内容に満足しています。残念ながら9月に予定されていた来日公演は来年になってしまいましたが、楽しみが伸びたということで楽しみに待っておきましょう。

 

イエスの現メンバーはスティーブ・ハウ、ジェフ・ダウンズ、ジョン・デイヴィソン、ビリー・シャーウッド、ジェイ・シェレンの5人。何がいいかというと、ライブでも5人で演奏します。この手のバンドによくあるサポートメンバーはいません。とても好感が持てますね。イエスを聴くときにリズムを確認しますが、相変わらずとてもセンスのよい変拍子が炸裂しますね。思わずニンマリ。メンバーは変化しますが、「イエス」というオリジナリティあふれる、そのバンドサウンドは唯一無二でありその老舗的な音は遺伝子を継ぐ者に伝承されて行くのです。スティーブ・ハウさんの完全復帰を祈るばかりですね。

 

次回は遂に到着、リッチー・ブラックモアズ・レインボーのトリビュートアルバム「ライド・ザ・レインボー」。お楽しみに。

 

今回オンエア

AURORA 

TURNAROUND SITUATION 

ARIADNE

WATCHING THE RIVER ROLL

YES [fragile]1971

2026年06月22日

約70年の歴史があるロックの中でいくつかの外せない、避けることの出来ないアルバムがあります。シングルヒットを狙うレコード会社やミュージシャンが多かった60年代からレコーディング技術の進歩もあって、1969年辺りからコンセプト的な作品を作るバンドやミュージシャンが見立つようになります。ザ・ビートルズの「アビイ・ロード」もそんな1枚ですが、やはり1969年キング・クリムゾンのファーストアルバム「クリムゾンキングの宮殿」は最高傑作でしょうね。その辺りからピンク・フロイド、エマーソン・レイク&パーマーそしてイエスが脚光を浴びます。

今回オンエアしたYES 4枚目のアルバム「こわれもの」はその象徴的な衝撃の1作品です。当時まだ20歳代の若者が作った超名盤なのです。卓越した、とても高度な演奏力とアイディア、空間系の音作り、カバーデザインのかっこよさ、そうして何よりそのアレンジを含めた楽曲のクオリティの高さ。リリースされた1971年、発売日に聴いた方たちはとんでもない驚きをしたと思いますね。

私はリリースから2年くらいしてアルバムを入手。リック・ウェイクマンの信じられないようなキーボード、透明感あふれる素晴らしいヴォーカルのジョン・アンダーソン、今でもYESを支え続けるギターのスティーブ・ハウ、唯一無二のベーシスト、クリス・スクワイア、そしてプログレ界の頂点的ドラマー、ビル・ブラフォード…このメンバーが集まった事が奇跡、ミラクルです。リリースから55年ですが、今でも普通に聴いて驚いています。あなたがロックを好きならイエスの歴史的名盤「こわれもの」そして「危機」は手元においておきましょう。人生が豊かになります。

次回もYESです。最新アルバムをオンエア。楽しみにしておいてください。

今回オンエア
Roundabout
Heart of the Sunrise
Long Distance Runaround

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AEROSMITH

2026年06月15日

1978年、狭い学生アパートの14インチのテレビで、その年の3月にアメリカ・カリフォルニア・オンタリオ・モータースピードウェイで行われた「カリフォルニア・ジャム2」の放送を食い入るように観ました。サンタナ、デイプ・メイスン、テッド・ニュージェト、ハート、ボブ・ウェルチ、フォリナーそしてヘッドライナーに当時絶好調の「エアロスミス」。ジョー・ペリーのスライドギターが凄いインパクトを出している「Draw the Line」が炸裂。35万人を前に凄いライブをしています。

 

このとてもデカいロック・フェスティバルはご存知1974年のカリフォルニア・ジャムの2回目。1回目はヘッドライナーにディープ・パープルとエマーソン・レイク&パーマー。他にはブラック・サバスにデビュー間もないイーグルス。アース・ウインド&ファイアーなどなど…25万人を集めました。そして2回目はなんと35万人を集めました。

 

エアロスミスのライブを観たら分かりますがステージからの景色はどこまでも人だらけ。きっと動画がインターネットにあると思いますので、探して観て下さい。1970年頃ボストンのロック少年の壮絶なサクセスストーリーがエアロスミスなのです。何度もステージを観ていますが、そのすさまじいパフォーマンスは永遠でしょう。


さて次回は残念ながら来日公演が来年に延期になったYESの歴史的名盤「こわれもの」を改めて聴きましょう。

 

今回オンエア

I Don’t Want To Miss A Thing

Road Runner

Nine Lives   

Beyond Beautiful 

Jaded

DAVID LEE ROTH

2026年06月08日

実はこの方には会った事があります。ソロツアー広島公演。もちろんスタッフが何人も居ましたが、ステージの姿と対照的で物静かというか、熱心に話し込んでいました。

 

さてデヴィッド・リー・ロス、ヴァン・ヘイレン絶頂期のアルバム「1984」が世界的に大ヒットしている時にソロ活動に専念するために脱退。まぁ売れていてもいろいろ考える事があったのでしょうね。すぐにソロアルバムをリリースし、やはり大きな話題になります。ベースにビリー・シーン、ギターにはスティーブ・ヴァイ、そしてドラムにグレッグ・ビソネットというスーパーメンバーを揃えました。スタッフの腕の凄さです。エンターテイメント的な要素がたっぷりのステージは受けまくります。契約の問題でしょうか、そのメンバーと離れますがそれなりに活動して来日もしています。そしてご存知のとおりヴァン・ヘイレンへのカムバック…しかしエディの死去によりなんとなくヴァン・ヘイレンも一線から離れます。

 

デヴィッド・リー・ロスの天性のロック・スピリッツは未だに語り草ですね。若き日の初来日は今でも大きく記憶に残っています。

 

次回はAEROSMITH お楽しみに。

 

今回オンエア

JUST LIKE PARADISE

CALIFORNIA GIRLS 

JUST A GIGOLO        

YANKEE ROSE  

SHY BOY

A LITTLE AIN'T ENOUGH
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Tedeschi Trucks Band

2026年06月01日

アメリカ南部に行けばこういったサザンロックの血を引くバンドがゴロゴロ存在することでしょうね。今回はテデスキ・トラックス・バンドの新作です。コロナ期にはスタジオでデレク・アンド・ドミノスの「レイラ」全曲カバーのレコーディングとか、休みなくとにかく話題が絶えません。11月には来日公演も決定しています。

 

オールマン・ブラザーズ・バンド時代からその伝統的なギターサウンドを継承する世界的ギタリストの「デェレク・トラックス」とヴォーカル&ギターの「スーザン・テデスキ」、世界一ギターのうまい夫婦であります。豪華にブラス・セクションを正式メンバーにした総勢12名のこのバンド、前回の来日公演に無理やり行きましたが、最高ですね。スケジュール的にギリギリでしたが本当によかったです。とにかくあの伝統のサザンロックの第一人者的バンドであることは間違いありません。

 

2026年3月、プロデューサーにマイク・エリゾンドを迎え、デレクとの共同プロデュースで制作した4年ぶり6枚目のスタジオ・アルバム『フューチャー・ソウル』をリリース。多彩な音楽的要素が自然に溶け込んだ内容で、バンドのアンサンブルと生み出すエネルギーの高さを強く感じさせてくれる作品を作り上げました。世界最高のライブバンドと言われている彼等の絶好期はまだまだ続きます。素晴らしいアルバムです。大満足。

 

次回はDavid Lee Roth。お楽しみに。

 

今回オンエア

Crazy Cryin’

I Got You

Future Soul

Be Kind  

Ride On

Shout Out

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Lucky Peterson

2026年05月26日

最近はほとんど呑みに出かけていませんが、特に県外に行った時にはウィスキーでも呑みに行こうかともう一軒行ったりしてました。その店で流れている音楽で初めて聴く曲に耳が傾くことがあります。店の方に誰の曲ですか?って聞くことがよくありました。今回オンエアしたラッキー・ピーターソンもそんな場面で出会いました。もう30年くらい前の出来事です。多少アレンジはありますがオーソドックスで丁寧なブルースがすぐに気に入って、翌日にはタワーレコードに行きました。気にいる音楽は予期せぬところで出会うのであります。

 

今回のラッキー・ピーターソン、あのブルースの巨匠「ウィリー・ディクソン」プロデュースで5歳でオルガン奏者としてデビュー。父親がブルースのクラブ経営者という事もあり環境はバッチリ。その後数多くの作品をリリースします。オーソドックスなブルースを中心に、ファンク、ゴスペル、リズム&ブルース等を加えた世界を作り出します。来日公演は観てないのですが、動画はたくさんあります。伝統的なシカゴ・ブルース的な楽曲構成は見事です。残念ながら2020年に55歳で亡くなっています。オルガン、ギター、そしてとてもうまい歌…カッコいいです。BLUESはいいですね。

 

次回はオールマン・ブラザーズ・バンド等サザンロックを伝承する「テデスキ・トラックス・バンド」のニューアルバムです。お楽しみに。

 

今回オンエア

After The Dance

Double Dealing 

Don’t Try To Explain

When My Blood Runs Cold

Jammin’ In The Jungle

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Danny Kortchmar

2026年05月18日

すばらしいギタリストです。今回の音源は彼の集大成的アルバム「DANNY KORTCHMAR and IMMEDIATE FAMILY/Honey Don’t Leave LA」。


おそらくこの方がいなければ、特にウエストコーストサウンドの名盤と言われる作品の半分は世に出てなかったかもしれません。それだけ貢献度が凄いギタリストです。もちろんアレンジ、ソングライティングもします。1960年代はジェイムス・テイラーとの「フライング・マシーン」やキャロル・キングとの「ザ・シティ」のメンバーとして、そして70年代は「ザ・セクション」として活動しながら、シンガー・ソングライターのバックをしっかりと支えてきた職人ギタリスト、ダニー・コーチマー。

 

彼の集大成的アルバムを今回はオンエア。ドラムにラス・カンケル、ギターにワディ・ワクテルそしてベースにリーランド・スカラーといった「ザ・セクション」のメンバーが全面的に参加。ゲスト・ミュージシャンにはジャクソン・ブラウン、ジェイムス・テイラー、デヴィッド・クロスビー、マイケル・マクドナルド等ビッグ・ネームが連なります。

 

ダニー・コーチマーさんは現在80歳、元気に活動されているそうです。生きるレジェンドとは彼の事ですね。紹介したらきりがありませんが、キャロル・キングの「タペストリー」、ジェームス・テイラー「ファイアー・アンド・レイン」等々…とにかく凄いのであります。皆さんの持っているレコードにも名前があるはずです。

 

次回はブルース・プレイヤー、ラッキー・ピータソン。お楽しみに。

 

今回オンエア

All She Wants To Do Is Dance  

Can’t Do Crazy

Machine Gun Kelly 

Honey Don’t Leave L A

Somebody’s Baby

The Black Crowes

2026年05月11日

3度目の復活を見事に果たし、先日の来日公演も盛り上がりを見せて大成功だったようです。インターネットのおかげで最新のライブが観られるいい時代です。

 

1990年頃は個人的に区切りの頃で、かねてから目標にしていたブルースをベースにしたロックを演奏したくて、その辺りのバンドを聴きまくっていました。エリック・クラプトンやジミ・ヘンドリックス、バッド・カンパニー等々改めて聴きまくっていた頃にブラック・クロウズは出てきました。ブルージーなヴォーカル、ルーズなロックンロールに少し歪んだギター、センスのいいピアノ、ナチュラルなバンドサウンドがストライクでした。

 

ファーストアルバムもそうですが、セカンドアルバム「サザン・ハーモニー」は彼等の名前を世界的に押し上げた代表的な作品ですね。同時期に初来日、その後フジロックフェスのヘッドライナー等で来日。1960年代後半~70年代的なサウンドが取り上げられ「まだまだ捨てたもんじゃない」的な感じを受けた記憶があります。

 

さてニューアルバムも原点回帰的なアプローチを感じたブルージーでルーズなサウンドでホッとした私です。ブラック・クロウズは、クリス・ロビンソン(Vo)とリッチ・ロビンソン(g)を中心に1984年頃アメリカ・ジョージア州アトランタで結成。やはり土地柄、ブルース・ロック、サザンロックに傾向しています。エアロスミスでもローリング・ストーンズでもない、もっとデルタブルースをルーツに持つバンドでしょうね。実に渋くカッコいい。ルックスや使用楽器もクールです。

 

次回は生きるレジェンド「ダニー・コーチマー」お楽しみに。

 

今回オンエア

Hard to Handle

Kickin' My Heart Around 

Remedy

Profane Prophecy

Pharmacy Chronicles

You Call This a Good Time?


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