令和6年度 山口県公立高校入試解答速報
3月6日(水) 午後4:50~5:53
山口県公立高校入試当日に、TOP-U予備校講師陣のわかりやすい解説とともに、解答速報をお届けしました。
国語

TOP-U予備校 宇部進学教室

田村 侑香 先生

今年の問題は、大問六、小問二九で、問題構成は例年通りでした。古典では古文が大問として出題され、漢文は漢詩が題材となりました。資料から情報を読み取り表現する問題も最近の傾向と比べて大きな変化は見られませんでしたが、記述問題の指定文字数が減った分、出題数は増加しました。作文は比喩表現を用いて「学び」とは何かを表現する形式でした。国語における速読力は全科目に通じる力です。演習量をしっかり確保しましょう。

数学

TOP-U予備校 宇部進学教室

藤原 啓資 先生

構成は大問8問、小問22問。昨年より小問が1問減った。内容は式の計算、方程式、関数、作図、図形の証明、データーの活用、確率などで、大きな変更点はなかった。 数学のポイントは2つ。1つ目はケアレスミスをどれだけ少なくできるか、2つ目は高配点の問題(今年は4点問題が3問、3点問題が5問出題)をどれだけ取れるかがポイントだといえる。対策としては普段から数多くの問題にふれておく必要がある。

英語

TOP-U予備校 宇部進学教室

桑野 壮志 先生

今年度の英語は、昨年度と大きくは変わりませんでしたが、英文の単語の量が大幅に減り、生徒の皆さんにとっては解きやすい問題でした。問題はすべて記号、または英語記述で、日本語記述は出ていません。英語記述は配点ベースで四割と、そこまで高くはありませんでしたが、全科目最高の八点の英作文が出題されています。これから受験を迎える皆さんは、普段から英文を音読して、英文を読む練習をしっかりとしておきましょう。

社会

TOP-U予備校 宇部進学教室

大瀬 泰三 先生

今年度の社会は大問が6問、小問が40題で、小問数が4問減少しました。問題の内訳は地理が36%、歴史が32%、公民が32%でで地理がやや高いですがまんべんなく出題されたと言っていいと思います。 また短文記述は10題と昨年に比べて1題減りはしたもののこれらは配点が高いため来年度入試を迎えられる皆さんは表現力を鍛える訓練を今のうちからしておきましょう。

理科

TOP-U予備校 宇部進学教室

平山 訓 先生

大問は(1)から(9)の9題は変わらず、小問は3題増の34題でした。太陽、植物の光合成、光の屈折、物質の状態変化、電流と発熱、二酸化炭素の発生、遺伝の規則性、火山と岩石、科学・物理・地学の融合からの出題でした。実験・観察が主な題材です。単なる暗記勉強では正解にたどりつけない可能性が高いです。 難易度は例年通りではないでしょうか。