
大人の音楽堂 ~ういろう、ひねってみました~
毎週土曜日 夕方5:00~5:30
1970年代の音楽番組みたい…アーカイブス的洋楽中心音楽番組
伝説?のロック番組「金夜はロック座」「ジャンキーストリート」から10数年、三度復活!
黒船来航から約170年、ロック誕生65年。
山口放送の膨大な歴史的ライブラリーから山根由紀夫がリアルタイムで観た、聴いた、演奏してきた体験を生かし、制作者側の観点から選曲していきます。
型のエエ(・・)のを伝えていければ…と思います!!
Symphonic Music of YES
2026年02月07日
今回は、プログレッシブロックの代表的バンド「イエス」をオーケストラが演奏するという「シンフォニック・ミュージック・オブ・イエス」。
オーケストラとロックバンドの共演は1970年頃から在り、個人的にはDeep Purpleが初めてでした。当時メンバーチェンジしたばかり。ギタリストのリッチー・ブラックモアは本格的ハードロックへの方向性を望んでいましたがキーボードプレイヤーのジョン・ロードの希望で、1枚だけという約束でオーケストラとのコラボアルバム1枚のライブレコーディングを実行。聴いたら分かりますが、完全にクラッシック音楽のスタイル。まぁこれはこれでかなりの完成度があり、引き出しの多さをファンに印象づけました。その後Deep Purpleはご存知のようにハードロックへの道を進みます。これがきっかけかどうか分かりませんが、少しずつオーケストラとの共演的なものも出てきます。エマーソン・レイク・アンド・パーマーがいい例ですね。やはりプログレッシブロックはクラッシックとの共通点があるのでしっくりきます。
さて今回はロックバンドからの誘いではなく、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団からのアプローチ。アラン・パーソンをプロデューサーに迎え「Yes」の名曲を演奏するという、何ともうれしい企画。しかもスタジオ・レコーディング。そしてイエスのメンバーからジョン・アンダーソン、スティーブ・ハウそしてビル・ブラフォードが全面的に加わるという素晴らしい内容です。アラン・パーソンが全てのスコアを書き直し、素晴らしい仕事をしています。現存のバンドの曲に、ただストリングやプラス・アンサンブルを加えただけとはクオリティが格段に違いますね。素晴らしいアルバムです。さすがに音圧のすごさに大満足。たまにはこういうのもいいですね。
次回はガンズ・アンド・ローゼズの新曲です。お楽しみに。
今回オンエア
危機Close To The Edge
Roundabout
I’ve Seen All Good People
燃える朝焼けHeart Of The Sunrise
Owner Of A Lonely Heart
