大人の音楽堂

大人の音楽堂 ~ういろう、ひねってみました~
毎週土曜日 夕方5:00~5:30

1970年代の音楽番組みたい…アーカイブス的洋楽中心音楽番組

伝説?のロック番組「金夜はロック座」「ジャンキーストリート」から10数年、三度復活!
黒船来航から約170年、ロック誕生65年。
山口放送の膨大な歴史的ライブラリーから山根由紀夫がリアルタイムで観た、聴いた、演奏してきた体験を生かし、制作者側の観点から選曲していきます。
型のエエ(・・)のを伝えていければ…と思います!!

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BAD COMPANY後編

2025年07月14日

暑中見舞申し上げます。なんとなく夏バテかもしれない山根です。皆様も外の作業は無理しないで下さい。
 
さてミック・ラルフス追悼バッド・カンパニー後編。2週にわたり彼等の曲を取り上げたのは単に私の趣味が大きいところもありますが、改めてしっかり聴きまくりました。やはり何と言ってもポール・ロジャースの歌のうまさ、サイモン・カークの見事なタイム感のタイトなドラム、憧れのベーシスト、ボズ・バレルの多才なベースライン、そしてバリエーション豊かで最高のギタリスト、ミック・ラルフス。なんてバランスがいいのでしょう。彼等の演奏をあげて聴くと「余裕、焦りの無さ、そして自信」が手に取るように分かります。全く飽きない。むしろまだまだ聴きたい…そんな気にさせられます。やはりバンドが乗りに乗っている1970年代中頃のオフィシャルのライブ映像を観たくなります。人気バンドなのでブートはいくつも存在していますがやはりブートはブート。可能ならオリジナルメンバーでの一度だけの来日公演の映像が世に出ないか?と祈っています。
 
ミック・ラルフスは81歳で先月天国へ。10年くらい闘病だったらしいです。とても残念ですが彼の残したバッド・カンパニーの楽曲、そしてギター、もっともっと評価されるべきです。あまり知らないという方は座して聴いてみて下さい。その感性とテクニックに驚きます。プロとしての作曲家のテクニックも素晴らしい。妥協しなくてそれなりにキャッチーなソングライティングはさすがです。
 
次回は、去る7月5日バーミンガムでのブラック・サバスのライブが世界中で大きな話題になっています。オジーはこの日で引退らしい…そういうことで当日演奏された曲をセレクト。またまたオジー・オズボーン登場です。お楽しみに。
 
今回オンエア
COMPANY OF STRANGERS
FEEL LIKE MAKIN’ LOVE 
SHOOTING STAR    
MOVIN’ ON
ROCK ’N’ ROLL FANTASY

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