会社概要
Company Overview

「民間放送ガバナンス指針」の
適用状況について

2026年9月24日
山口放送株式会社

山口放送は、知る権利にこたえて健全な民主主義の発展に資するという民間放送としての職責を果たすために、人権尊重の徹底、法令や社会規範の遵守など社会から信頼される放送局としてガバナンスの確立に取り組んでいます。

日本民間放送連盟が策定した「⺠間放送ガバナンス指針」の適⽤状況を下記の通り開示します。


当社の取り組み


1.公共性の発揮

ラジオ・テレビの兼営局の強みを生かし様々な地域密着情報をリアルタイムで発信。


自社制作の充実

テレビは自社制作の「KRYさわやかモーニング」、2025年春にスタートした「kry every.らいふ」、「kry news every.4部」を中心に、ニュース、気象情報、地域の魅力など様々な情報を発信し、エリアNO.1の視聴率を継続しています。
特に平日朝5時20分スタートの「KRYさわやかモーニング」は、「朝一番に知りたい情報を いち早くお知らせすること」を基本コンセプトに、33年間続く看板番組で早朝にもかかわらず、高視聴率を継続しています。
ラジオは、朝、昼、土曜のワイド番組を中心に多彩な番組を約34%自社で制作し、地域に根差した放送を行っています。


社会問題への取り組み

近年の詐欺被害の増大に伴い「それ、詐欺じゃないですか? ♯それサギ」をシリーズで放送、さらに動画配信を積極的に行うことにより詐欺被害防止に力を入れています。


災害対策

内閣府主催 第7回宇宙開発利用大賞「地域特別賞」を受賞(2026年3月)
当社が開発したシステムは、FMラジオ送信所で日本の独自衛星「みちびき」から衛星データに含まれる災害情報を直接受信し、自動で放送するものです。
当社は県内に14のFMラジオ送信所を持ちますが、大規模災害等で中継回線が遮断され送信所から放送できなくなった場合でも、「みちびき」から災害情報を受信し、自社のアナウンサーの音声で放送できることとなります。
衛星データを活用したシステムは地上波放送では初めてで、この技術は南海トラフ地震への備えのほか東南アジアの各地域でも広く利用されることが期待されています。


選挙報道

2025年7月に参議院選挙、2026年2月には衆議院選挙と山口県知事選挙が同日投票で行われました。当社は知事選挙の前から「♯やまぐちの未来 あすへの一票」と銘打ったキャンペーンを展開。投開票日には、特別番組の中で知事選挙とあわせ山口県内の開票速報を詳しく伝えました。


スポーツ番組、芸術・文化面への取り組み

スポーツでは「日本グランプリシリーズ 第22回田島直人記念陸上競技大会」(第1回大会(2004)~テレビ番組制作)、「下関海響マラソン2025」(第1回大会(2008)~テレビ番組制作)、「第56回防府読売マラソン大会」(第3回大会(1972)~ラジオ中継、第21回大会(1990)~テレビ中継)などを放送しました。
このうち「第56回防府読売マラソン大会」は歴代最速のレース展開となり、男子の部では優勝タイムが2時間6分58秒の好記録により、大会記録が23年ぶりに更新され、さらにMGC出場権を3名(男性2名・女性1名)の選手が獲得するなど、話題の多い大会となりました。
芸術・文化面では「歌川国芳展」「やなせたかし展」を、事業イベントでは日本テレビの人気番組「笑点」の公開収録を開局70周年イベントとして開催し、好評を博しました。また、「プロ野球オープン戦 福岡ソフトバンクホークス-読売ジャイアンツ」は1万人を超える観客が詰めかけ、ラジオ・テレビで放送しました。


「SDGs QUEST みらい甲子園山口県大会」

高校生が考える社会課題解決のためのSDGsアクションアイデアコンテストを開催し、県内の高校生103チームから様々なアイデアが寄せられました。2026年3月に行われたファイナルセレモニーではワークショップも実施し高校生同士の交流を深める機会となりました。


メディアリテラシー向上に資する事業等(2025年度)

読み聞かせ…6校(6回)
小学校授業支援…3校(6回)
山口放送本社会社見学受入(学校関係・一般団体)…19団体



2.人権尊重の徹底

「山口放送人権方針」を策定・公表

山口放送コンプライアンス憲章の基本憲章において「基本的人権を尊重し、互いに人間としての尊厳と価値を認めて行動します」と掲げ「差別的な行為の禁止」「安全、健康な職場環境の維持」「ハラスメントの禁止」など、具体的な人権尊重の取り組みを明記しています。
今後も公共的使命を果たすと共に、地域社会から信頼される企業であるために「山口放送人権方針」を2025年11月に策定し公表しました。


ハラスメント相談窓口の設置

相談窓口は人事部の他、女性相談窓口を設置。社外相談窓口として、「民放ハラスメント相談窓口」を社内外に周知しています。


人権尊重に関する研修の実施

ハラスメント関係を含む人権研修を2025年度は3回実施、継続的に研修を実施し人権意識の向上を図っています。



3.法令や社会規範の遵守

コンプライアンス委員会の設置(2025年2月)

コンプライアンスの取り組みに関する具体的な施策を協議、決定し従業員に対するコンプライアンスの周知徹底を図ること。また、コンプライアンス事案の共有を行い、意識のアップデートを図ることを当委員会の目的としています。
当委員会は役員及び社員計17名を任命し、随時コンプライアンスに関する研修等を行っています。


コンプライアンス憲章の改定 2025年6月11日 (制定:2008年11月1日)


有給休暇の取得促進・育児休業の取得促進

有給休暇取得促進のために、リフレッシュ休暇制度を実施。取得者には手当を支給し、有給休暇が取得しやすい環境を整えています。
育児休業が取りやすい環境を整備するために、育児休業取得者の業務を引継ぐ社員に対する手当として、「育児休業応援手当」を2026年4月に創設しました。


SDGs・サステナビリティへの取り組み

SDGs推進委員会を2021年に設立し、役員及び社員計24名で構成しています。具体的な取り組みとしては、2025年度は7回目となるSDGs推進キャンペーン「未来とつながるWEEK」を実施しました。キャンペーンを代表する特別番組として「中四国ライブネット山口発 いざというときの防災力~大雨・台風に備える~」を当社発でラジオ7局にネットしました。テレビでは「つながるWEEK」と題して、自社制作番組でSDGsに関する様々な企画を放送するなど、継続的な取り組みを行っています。



4.透明性の向上

社会全体がステークホルダーであるという放送事業の性格を踏まえ、企業経営にかかわる諸情報の積極的な開示を行い、透明性を向上します。
経営情報は、民放連の統一フォーマットに基づき、適切に開示しています。
山口放送 経営情報はこちらです。



5.適切な経営体制の確立

当社の取締役は9名で構成されており、取締役会において経営の基本方針並びに経営に関する重要事項について審議し、議決しています。取締役会には監査役も出席し、取締役の職務遂行を監視する等、透明かつ公正な経営管理体制の構築に努めています。



取締役会の開催状況(2025年度)

開催日出席者出席率
2025年05月14日(水)取締役8人
監査役2人
91%
2025年06月24日(火)取締役7人
監査役2人
82%
2025年08月21日(木)取締役8人
監査役2人
91%
2025年09月30日(火)取締役7人
監査役2人
82%
2025年12月12日(金)取締役8人
監査役2人
91%
2026年03月30日(月)取締役9人
監査役2人
100%